ニュース

YouTube視聴をチャンネル単位で制御、フィルタリングサービス「InterSafe GatewayConnection」がアップデート

YouTubeのチャンネル単位で視聴の許可・不許可を制御

 アルプス システム インテグレーション株式会社は、同社のWebフィルタリングサービス「InterSafe GatewayConnection(インターセーフ ゲートウェイコネクション)」をアップデートし、YouTubeチャンネル単位での視聴制御と、検索や書き込みの管理といったログ機能強化を実現した。

 アップデートでは、制御したいYouTubeのチャンネルIDを登録すると、チャンネルに登録されている動画の視聴許可と不許可を設定可能にするとともに、チャンネルに新しい動画が追加されるごとに、自動的に閲覧か制御の設定を反映できるようにした。

 これは学習コンテンツとしてYouTube動画を活用するケースが増えていること、そのうえで授業時間外に学習用端末で不適切な動画を閲覧してしまう懸念から搭載されたもの。児童生徒が学習用端末を持ち帰って学習するときでも、見せたい動画だけを視聴できるように設定できる。

 また、ログ強化では、ネットいじめなどのリスクのある書き込みの即時検知が可能となり、検知された検索・書き込み内容全文の管理画面上での確認、当日アクセスログの複数条件検索なども可能になり、児童生徒のトラブルや危険行動の早期発見に役立つ。

ログ機能の拡張

 InterSafe GatewayConnectionは、クラウド型で動作し、Chrome OS/Android/iOS/Windowsに対応する。場所や端末、ネットワークを問わずすべてのWebアクセスを柔軟にコントロールでき、GIGA第2期やテレワークにおける安心安全な端末利用を促進。さらに、Webアクセスログ分析ツール「InterSafe LogNavigator」を連携利用して、Webアクセスをさまざまな観点から可視化や分析することができるという。