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JAL社員に小学生が提案!「機内食に規格外の野菜を使う」

「JAL こども未来開発本部」の特別動画を公開

日本航空株式会社が「JAL こども未来開発本部」ワークショップの特別動画を公開

日本航空株式会社は、「JAL こども未来開発本部」ワークショップの特別動画を公式YouTubeに公開した。同ワークショップは、小学3年生から6年生を対象に、サステナビリティをテーマにした学びと提案を行う共創型イベントで、参加した子供社員たちが考えたアイデアをJALの社員に直接提案する場となっている。

「JAL こども未来開発本部」ワークショップの特別動画(抜粋画像)

同ワークショップは、7月と8月に開催し、延べ1000組を超える応募が集まった。子供たちは、サステナビリティについて学びながら「未来の旅」をテーマにしたさまざまなアイデアを生み出した。例えば、「CAやパイロットの制服をリサイクル可能な紙で作る」「機内食に規格外の野菜を使う」「飛行機の窓からコップを作る」など、独創的な提案が次々と出された。

ワークショップ当日に出たアイデア

日本航空 執行役員 カスタマー・エクスペリエンス本部 副本部長の崎原淳子氏は、「大人世代だけでは考えつかないような自由な発想で、サステナビリティの実現に向き合う社員も多くの気付きがあった」とコメントしている。

また、崎原氏は、子供たちから直接提案を受けたアイデアについて、今後の事業への活用を検討し、サステナビリティに関する活動につなげていくと話した。

なお、同社はワークショップでアイデアのヒントをまとめるために利用したワークシートを特設サイトに掲載している。クイズ形式でサステナビリティについて学びながら「みんなにやさしい未来の旅のアイデア」を考察でき、夏休みの宿題やサステナビリティの学びに利用できるという。

クイズ形式でサステナビリティについて学べるワークシートをダウンロードできる

同社では、これらの取り組みを通じて、子供たちの視点から生まれたサステナブルなアイデアを広く発信し、環境に優しい未来の旅を実現するための活動を推進するとしている。

●JAL こども未来開発本部