ストリートスマートとチエル、Google for Education 教育DXパッケージの支援を共同提供、11月開始

ストリートスマートとチエルで提供すること

　株式会社ストリートスマートはチエル株式会社と共同で「教育DX導入･推進支援パッケージ」を11月から提供を開始すると発表した。Google Workspace for Education Plus」を活用、Google for Education 教育DXパッケージの実現を支援するために適したサービスプログラムとなる。

　教育DX導入･推進支援パッケージで提供される内容は、以下の4つ。

・Google Workspace for Education Plus の環境を構築・運用
・Google Workspace for Education Plus および教育DX促進研修
・教育DXツールの提供
・データ利活用支援

　まず、現状のGoogle管理コンソールの設定を確認して、Google Workspace for Education Plusの各種サービスを円滑に利用できる状態を構築、利用するにあたって新しく構築した環境での運用支援研修を実施する。

教育DX体感ツール

　そのうえでGoogle Workspace for Education Plusの限定機能の利活用を促進する独自のツールを提供、Googleのデータ分析「BigQuery」やデータ可視化ツール「Looker Studio」を使ったダッシュボードの構築や分析・改善提案のサービスを提供する。

　また、チエルのフィルタリングツール「InterCLASS Filtering Service」などのデータを分析し、可視化することも可能となっている。

収集した情報は、Looker Studioを用いたダッシュボードで可視化する

　なお、今回のパッケージ提供は、GIGAスクール端末の活用とともに教育データの利活用が重要視されるものの、データやセキュリティの設定は自治体や学校によって異なっていて、多様化するニーズに対応するため。

　また、ストリートスマートは教育分野と働き方の変革分野のスペシャライゼーション認定があるため、各自治体や学校に沿った最適なかたちで「教育DX導入･推進支援パッケージ」を提供できるとしている。