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AOSデータ、教育向けデータマネジメント製品「教育データプラットフォーム AOS IDX」を販売開始

AOSデータ株式会社は、教育分野におけるデータマネジメント製品「教育データプラットフォーム AOS IDX」のInside実装サービスを、2023年4月25日より販売開始した。価格は月額16,500円(税込)~。

AOSデータは、クラウドデータやシステムデータ、リーガルデータ、AIデータなどのデータアセットマネジメント事業を展開している企業。データプラットフォームAOS IDXをベースに、産業別のDXソリューションを提供している。

今回の「教育データプラットフォーム AOS IDX」は、教育業界において生成される膨大なデータを管理するためのエドテックにおけるデータプラットフォーム。これにより、データの集約、洞察、分析、顧客理解、セキュリテーコンプライアンスなど、重要な要素を提供する。

教育データプラットフォーム AOS IDX

教育機関がデータプラットフォームを導入することにより、より効果的な学習支援や教育の提供が可能になると、AOSデータは述べている。膨大なデータを収集し、活用することにより、学習支援の個別化や、より効果的な教材の開発、教員の教育スキル向上など、より良い教育を実現することができるという。さらに、データプラットフォームの普及により、エドテック企業や教育機関が相互にデータを共有することが容易になり、教育の質の向上につながることが期待されるとしている。

EdTechにおけるデータプラットフォームが必要な理由

ただし、データプラットフォームには、データの質の問題や、データの利活用の問題、プライバシー保護とセキュリティの問題、データの規模や複雑性といった問題がある。これらの問題について「教育データプラットフォーム AOS IDX」が的確なソリューションを提供するとAOSデータは述べている。

EdTechにおけるデータの課題の解決

「教育データプラットフォーム AOS IDX」は、厳格かつ柔軟なアクセス権限管理機能や、ドキュメントへの検索用メタデータ付与によるデータ検索性の強化、AIデータ活用に向けたマルチモーダルAIへの対応、ファイルビューアー機能、暗号化および監査機能、バックアップ機能、および大容量長期保管向けアーカイブシステム機能を備えたクラウドストレージのSaaSとなっている。

特長としては、以下の点が挙げられている。

  • 教育業界におけるデータをバックアップし、どこからでもアクセスできるようにする
  • 内部や外部と安全な共有をし、チームコラボレーションを効果的に行う
  • すべてのドキュメントのバージョンと変更を追跡する
  • VDRドリブンセキュリティにより、セキュリティとコンプライアンスを最大化して、企業内外の関係者のデータを安全に保つ
  • AI活用を見据えた検索用メタタグ機能
  • 大規模なコスト削減を可能にする大容量データ管理機能
  • 独自カスタムブランドでの展開、ロゴ設定可能
  • マルチモーダルAIへの対応