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「桃太郎電鉄 教育版Lite ~日本っておもしろい!~」が学校教育機関向けに提供開始

Webブラウザーで動作、ゲーム性を活かして地理や経済などを学ぶ

「桃太郎電鉄 教育版Lite ~日本っておもしろい!~」

株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、「桃太郎電鉄」を教材として無償で提供する、ブラウザ版「桃太郎電鉄 教育版Lite ~日本っておもしろい!~」(以下、桃太郎電鉄 教育版)を提供開始した。

同日に公式サイトを更新し、申し込みの窓口を開設した。導入は無料。また、本教材を通した学びをさらに深め、拡げるための副教材として、教材をベースにした白地図データのダウンロード提供も開始した。

「桃太郎電鉄 教育版」は、学校教育機関が導入できるよう、Webブラウザーやタブレットなどでの操作を可能としたデジタル教材。「日本全国を巡って物件を買い集め、資産額日本一を目指す」というゲーム性を活かし、授業を通して地理や経済などを学ぶ教材として制作された。

授業時間や内容に合わせて、「北海道」から「九州・沖縄」までの7地域、および「全国」の8つを選択してプレーできる。そして、止まった各地の名産品や主要産業、歴史に関する情報が表示され、興味関心に合わせて楽しみながら学べる。

学校の授業にあわせて先生または管理者が、プレー時間や対象地域を選択することもできる。また、「貧乏神」のような相手のプレーを妨害する要素を一部非搭載としている。

対象地域を選択することも可能
止まった各地の名産品や主要産業、歴史に関する情報も表示

2022年9月の東京ゲームショウ2022で制作発表されてから、全国の学校教育機関や、各地の自治体、教育関連企業などから、数多くの問合せがあったという。2022年末には「桃鉄 教育祭り!」と題して、教職員の方々を対象とするセミナーを実施している。

「桃鉄 教育祭り!」の様子
「桃鉄 教育祭り!」での「桃鉄 教育祭り!」のタッチ&トライ

【「桃太郎電鉄 教育版Lite ~日本っておもしろい!~」概要】

  • 対応プラットフォーム:Windows PC、Chromebook、iPad
  • 対応インターフェース:キーボード、タッチパネル
  • プレー人数:1~4人
  • オンラインプレー:非対応