Classi、進研模試向けWeb学習教材をリニューアル

Classi株式会社の教育プラットフォーム「Classi」は、ベネッセ総合学力テスト（進研模試）向けWeb学習教材をリニューアルし、AIリコメンド機能などを搭載した。

これまでClassiが提供していた進研模試向けの事前学習は、難易度が一律となっていて、生徒個人の学力にフィットしづらいという課題があった。今回リニューアルした「Webテスト機能」では、応用、標準、基礎の三段階からテストの難易度の選択が可能となった。加えて、自動採点後、生徒の理解度に応じた問題をAIが自動でリコメンドし、個別最適化された問題を提供する。

背景としてClassiでは、学校数の減少などにより一つの学校に多様な学力を持つ生徒が在籍し、高校における学習指導がより複雑性を増したことを挙げている。それに加えて、文部科学省から、生徒それぞれに合わせた学びの実現＝「個別最適な学び」が求められており、教員の負担が非常に大きくなっているという。

このような状況を軽減し、教員の働き方改革に寄与するため、模試に向けた学習指導をAI教材でサポートしながら「個別最適な学び」を実現するとClassiは説明している。

なお、今後はベネッセのテストデータとの連携も予定している。