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中高生1200人が回答、通学用バッグは「リュック・デイパックタイプ」が主流 菅公学生服調査

菅公学生服株式会社が、中高生1,200人に調査した「中高生のスクールバッグ事情」の調査データを公開

菅公学生服株式会社は、毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム」Vol.231にて、「中高生のスクールバッグ事情」の調査データを公開した。

【調査概要】
調査主体:菅公学生服株式会社
調査対象:全国の中学・高校生1,200人
サンプルサイズ:中学生241人、高校生959人
調査方法:インターネットリサーチ
実施時期:2025年4月
調査委託先:株式会社ネオマーケティング

通学用のスクールバッグが学校指定かどうかを確認する設問では、「学校指定品である」(中学生54.4%、高校生30.8%)という結果となっており、中学生では学校指定品の回答が半数を超えている。

一方で、「学校指定品ではない」は中学生の38.2%に対し、高校生は59.2%となり、高校では約6割近くが学校の指定品でないことがわかる。また、「学校指定品と学校指定品ではないものが両方ある」(中学生7.5%、高校生10.0%)という回答も見られた。

中学生の半数以上は学校指定品、高校生の約6割近くが学校指定品でないスクールバックを利用

スクールバッグの種類を聞いたところ、中学生の71.4%、高校生の62.4%が「リュック・デイパックタイプ」を利用していると回答し、圧倒的な人気を示した。次いで、「ショルダータイプ」(中学生11.2%、高校生19.0%)、「手提げタイプ」(中学生8.7%、高校生13.2%)、「3WAYタイプ」(中学生7.5%、高校生4.1%)が続く。

中高生ともに「リュック・デイパックタイプ」が人気

中高生がスクールバッグに求めるポイントとは、「サイズ・大きさ」の回答が最多で、中学生の64.7%、高校生の60.9%が重要と回答。次いで「収納・ポケット」(中学生50.6%、高校生40.4%)や「デザイン・タイプ」(中学生37.3%、高校生32.3%)などが重視される傾向となっている。また、少数ながら「デジタル端末の保護機能」(中学生0.4%、高校生0.5%)という回答も寄せられた。

中高生がスクールバッグで最も重視するポイントは「サイズ・大きさ」

菅公学生服では、生徒を取り巻く環境や生徒の意識・ライフスタイルについて多角的に調査・分析。毎月最終火曜日に、調査レポート「カンコーホームルーム」を公開している。調査テーマは、「中高生が着たい制服・体操服」「部活動で身に付く力」「学校教育とSDGs」など。