ニュース

学習指導要領の諮問ポイント、わかりやすい資料が公開!

文部科学省が公開している「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問のポイント:概要版)」(出典:文部科学省)

文部科学省は3月27日、同省の「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問)」のWebページで、学習指導要領の諮問ポイントをわかりやすくまとめた資料『初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問のポイント:概要版)』を公開した。

同資料は、2024年12月より進められている学習指導要領の改訂に向けた審議の内容を伝えるもので、現在の課題や論点をわかりやすく提示している。また、検討の前提となる社会背景や現在の学校の状況、それらを踏まえた主な審議事項に関する諮問内容を全国の教員に告知するため、このような形で公表したことも明記されている。

出典:初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問のポイント:概要版)2ページ

淡い色調で統一され、要点がイラストとともにまとめられており、非常に見やすく、わかりやすい資料となっている。文部科学省のFacebookでも同様の資料が紹介されており、学校や教育委員会の研修などでの利用を勧めている。

なお、現在公開されている諮問のポイント資料は、「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問のポイント:概要版)」「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問のポイント:詳細版)」の2つ。

12月25日に実施された、中央教育審議会諮問の概要資料なども文部科学省のWebページで確認できる。

「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問)概要」(出典:文部科学省)