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タクトピア、「三豊市メタバース部」の成果報告を2月4日開催、学校を超えた交流する部活をめざして

 タクトピア株式会社は、香川県三豊市の中高生を対象にした部活「三豊市メタバース部」の実施業務を受託して2023年10月から活動を支援しているが、2月4日にメタバース空間で最終発表を行う。

 三豊市メタバース部は地方の人口減少で、部活動の選択肢が限られることや、同じような興味を持つ人と出会う機会が限られている地方の中高生の現状を変えるべくして、国内外のさまざまな人と交流する部活として今年度に創設したもの。

3Dメタバース上での活動の様子

 三豊市在住または通学の中学生・高校生・高専生が対象となり、2023年10月に三豊市役所にて対面のキックオフイベントを開催したあと、3Dヘッドセットを市が貸与し、活動を開始。毎週水曜と金曜に、MetaLife・Clusterなどメタバース空間で全27回の活動を行った。

対面で行われたキックオフイベント
ヘッドセットをはじめて利用

 活動内容は2Dや3Dのメタバース空間を部員の興味関心に合わせて使用。チームで探求学習や、国内外の専門家へのインタビューを行うなどし、個々の自主性と探究心を尊重した活動を実施した。

2Dメタバース空間での集会
2Dメタバース空間でのチームビルディングゲーム

 最終報告は2月4日の15時から16時までメタバースプラットフォームの「cluster」でメタバース部の部員などが参加して実施、三豊市役所においてもパブリックビューイングを行うとしている。