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「C言語」を半期で確実に学べる、大学向け教材をアフレルが提供開始

レゴ 学習システムを活用し、C言語と機械制御の関連性を意識して学ぶ

 株式会社アフレルは、大学を対象にした「SPIKE プライム C言語プログラミングマスターガイド」の提供を開始する。機械工学専攻の学生に必要とされるC言語を、半期で確実に学べる教材だとしている。

 「SPIKE プライム C言語プログラミングマスターガイド」では、大学で実施している既存のC言語のプログラミング学習を網羅した上で、座学だけでなく実際にロボットを動かしながら学ぶことで、C言語と機械制御の関連性を意識しながら実践的に学ぶことができる。

 使用するロボットの教材は「レゴ エデュケーション SPIKE プライム 基本セット(SPK45678)」と楕円コース(WRC0001)で、「SPIKE プライム C言語プログラミングマスターガイド」からは一括環境構築のためのバッチファイルを提供するなど、授業準備の負担を軽減する。

実際にロボットを動かしながら学んでいるイメージ

 開発の背景としては、近年、AI技術やIoTの普及で、機械系技術者もプログラミングの基礎知識や技術が必要となっているが、機械制御に適したC言語は習得が難しいとされ、機械好きな学生にとって心理的距離感があり、苦手意識を持つ話もあるという。

 利用の対象として、機械好きな学生らのC言語を学ぶ障壁が大きいと感じている先生や、学生にC言語を習得させたいが、限られた授業時間でC言語に多くの時間は割けないと悩んでいる先生、座学では学びの定着率が低いと感じる先生となっている。

 利用にあたっては、大学向けにオンライン個別相談会を開催するとともに、サンプル教材のダウンロード提供も行っている。