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ボイスメッセージの送受信ができる「みてねみまもりGPSトーク」を1月に予約販売開始

auとドコモの両ネットワークに自動接続、圏外や通信障害時にも安心

 株式会社MIXIは、スマートフォンアプリで位置情報を確認できる子供用のGPSサービス「みてねみまもりGPS」について、新製品としてボイスメッセージの送受信ができる最新モデル「みてねみまもりGPSトーク」を予約販売する。カラーは4色、新たにボイスメッセージ対応プランを月額748円で開始する。

「みてねみまもりGPSトーク」は、これまでアプリで位置情報が確認できるだけでなく、2023年はじめに登場した第3世代モデルではボタンを押すことで押したことと現在地を保護者に通知する機能を搭載した。新型では最大40秒のボイスメッセージをアプリと「みてねみまもりGPSトーク」の双方から送信できるようにした。

ボイスメッセージに対応
ボイスメッセージの送り方

 通信ネットワークも、これまでは通信はドコモのLTEネットワークだけを使っていたが、「みてねみまもりGPSトーク」ではさらにau(KDDI)のLTEネットワークも利用して状況に応じて自動切り替えを行う。片方のネットワークで圏外や通信障害が発生していても、もう片方のネットワークを利用して通信を継続でき、安定性をさらに高めている。

 さらに、位置情報の測位は、衛星測位機能「L1/L5デュアルバンド」に対応、建物の近くなど電波の反射が問題になる環境でも、誤差を小さくして位置情報の制度を高めることができる。MIXIでは、5種類の衛星測位と「L1/L5デュアルバンド」の測位に対応することで「業界最高の測位性能」だとしている。

 また、ボイスメッセージに対応するため「ボイスメッセージ付 GPSプラン」月額748円を新たに開始するが、ボイスメッセージのない「GPSプラン」月額528円を選択することも可能。その場合は本体のボタンは従来の第3世代モデルのように「お知らせボタン」として利用できる。プランは利用開始後に切り替えが可能。

お知らせボタンを押すとアプリから通知がある

 そのほかの「みてねみまもりGPSトーク」の新機能としてはバッテリー残量の充電中表示や残量低下を知らせるLED表示を本体に搭載した。電池残量低下を保護者のアプリに通知で知らせる機能は引き続き搭載し、そのほかの歩数計の装備や、GPSによる見守りに関する機能は引き続き搭載する。

電池残量を本体LEDで表示する

 「みてねみまもりGPSトーク」の本体サイズは50×50×22mmで、バッテリーは2000mAhを内蔵、充電はUSB Type-C端子から行なう。本体には充電用ケーブルとストラップが同梱されるが、ACアダプターは別売り。本体カラーはホワイト、ブルー、ピンク、グリーンの4色が用意される。予約は2024年1月15日の午前9時から開始し、納品は3月上旬の予定。