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東京大学物性研究所、研究内容の一般公開をGather.Townで10月22日オンライン開催

最先端の研究の紹介や、オンラインだから見られる超危険な実験も公開

東京大学物性研究所は、最先端の研究・実験を見学・体験できる一般公開を2022年10月22 日(土)に開催する。

年に一度、最先端の研究の現場を披露するもので、今回はオンラインで開催する。コロナ禍でもなるべく楽しめるように、レトロRPG風のバーチャル会議サービス「Gather.Town」内に物性研を作り上げた。バーチャル空間で、動画サイエンス・カフェやデモ実験などのライブ配信を見たり、研究者とコミュニケーションをとったりできる。

予定されている内容は以下のとおり。

●サイエンス・カフェ/「ここまで見える!最先端のエックス線写真の話」

エックス線写真は、研究では細胞やCPUの内部構造を観察できるようになっている。このイベントでは、最新のエックス線顕微鏡開発やどんなものが見えるのかを紹介する。

●プチ・サイエンスカフェ

若手研究者がリレー形式で研究を紹介していく。

  • 「デンケンで覗く ちいさな世界」
  • 「電子の海面を滑る」
  • 「地上で一番強い磁場」

●学生プチ・サイエンスカフェ

現役大学院生がリアルな学生生活を語る。高校生など、進学を考えている方向け。大学院生への質問も募集している(10月21日まで)。

●ライブ実験

レーザー発振の実況中継や、爆破を伴う超危険な実験という、オンラインだからこそ見られる実験をデモ。開催日は2022年10月22日(土)10:00〜16:00。