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QuizKnock、全国の中高生向けた講演プロジェクト「QKGOオンライン」を実施

全国から53の中学校・高校が参加

株式会社batonが運営するQuizKnockは、2022年3月15日に中高生向けに講演を行なうプロジェクト「QK GOオンライン」を実施した。講演テーマは、中学生向けが「勉強が楽しくなった瞬間」、高校生向けは「勉強の仕方・大学ってどんなところ?」が取り上げられ、当日は全国から53の中学校・高校が参加した。今回は、中学生の部と高校生の部の二部制となっており、伊沢拓司、ふくらP、須貝駿貴、河村拓哉の4名が登壇した。

●中学生の部(テーマ:勉強が楽しくなった瞬間)
中学生の部では「勉強が楽しくなった瞬間」をテーマに、それぞれの中学生時代のエピソードなどを紹介。冒頭では中学生への事前アンケートの結果が表示され、「勉強・学ぶことが好き」と答えた人が78%にのぼっていることに一同は驚く様子を見せた。

「どんな中学生だったか」という問いに対して伊沢は、「中学時代は勉強が苦手でクイズに打ち込んでいた。当時は知識を得ることが楽しいというよりはゲームに勝つことが楽しかったが、クイズのためにやっていた勉強方法を受験勉強に活かせる場面もあった」と当時の様子を振り返った。

また、須貝は「勉強の中身が楽しくなったのは大学に入ってから。それまでは、勉強することは自分のレベル上げをすることだと思って楽しんでいた」と回答。

いずれのメンバーも、当時から勉強そのものが大好きだったというよりは、自分の好きなことを極めたり、それと関連させたりする中で勉強も楽しめるようになったという共通点を発見し、お互いに笑い合う場面などもあった。最後には伊沢から「新学期の最初の授業など、少しでも楽しいと思った瞬間を大事にしてほしい」というメッセージが届けられた。

●高校生の部(テーマ:勉強の仕方・大学ってどんなところ?)
高校生の部では「勉強の仕方・大学ってどんなところ?」をテーマに、それぞれの大学受験の経験などが語られた。

ふくらPは高校時代の勉強法について「50分勉強法」を実践していたと回答。50分が経過したらどんなに中途半端でも強制的に休憩に入ることで、早く続きをやりたいという気持ちで勉強を再開できたというエピソードを述べた。

それに対して伊沢は、集中が途切れたらすぐに休憩に入るようにしていたとコメント。それぞれ全く異なるスタンスで勉強していたことがわかり、お互いの勉強法に驚く場面なども見られた。河村からは「勉強は損をしない」というコメントもあり、自分のやりやすいやり方で少しでもやってみることが大切だと語った。

また、最後には参加者からの質問を募集。塾に通うことの意義や模試の復習方法、学部選びの決め手などさまざまな質問に回答した。最後には河村から「QuizKnockと学ぼう」のチャンネル紹介もあり、日頃の勉強に活用してほしいというメッセージが伝えられた。

「QK GO」とは、知ることや学ぶことの楽しさ、進学・進路に関する情報などを多くの人に伝えていくことを目的に、QuizKnockが2019年4月から取り組んでいるプロジェクト。 これまで全国30以上の学校や自治体を訪問し、クイズ・教育をテーマにしたレクリエーションや講演会、ワークショップなどを実施してきた。2020年以降、コロナ禍のため活動を休止していたが、新たなカタチとして、2021年3月から「QK GOオンライン」として、リモートで実施されている。