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THK×リバネス、体験型教材「THKものづくり探究教材」の無償トライアル校を30校募集

募集期間は4月28日まで

THK株式会社と株式会社リバネスは、授業等で活用できる体験型教材「THKものづくり探究教材」を開発した。全国の中学校・高等学校を対象に、無償トライアル校を30校募集する。募集期間は2022年3月2日~4月28日で、2022年7月にトライアルを開始する。希望が多い場合は選考となる。

主な対象と活用方法としては、中学校技術科の授業や、中学校・高等学校の部活動、高等学校の理数探究の授業を想定している。

THKものづくり探究教材は、設計・組立て・プログラミングを通して本格的なものづくりを学び、チームで協力しながら試行錯誤を繰り返して課題を解決していく楽しさ・難しさを実感できるオリジナル教材として企画された。THKとリバネスが、持続的な「創造開発型人財」の育成を目的に2017年より進めてきた「THK共育プロジェクト」の一環にあたる。

具体的な題材は「リサイクルのための自動分別ゴミ箱」だ。教材の内容物は以下のとおり。

装置フレーム / サーボモーターつきスロープ(通常×2、幅広×1) / フルカラーLED / 投入スロープ(リミットスイッチ、近接センサー) / micro:bit制御ボックス / 100V電源タップ / USBケーブル(microB-A) / USB変換コネクタ(A-C)※SurfaceGO用 / 分別後受けケース×3 / 設計図用ホワイトボード+マグネットセット / フローチャート用ホワイトボード+マグネットセット

教材のポイントとしては以下の点がうたわれている。

  • 機械部品を使った本格的な探究教材:ロボット用サーボモーター/近接センサー/micro:bit等の本格的な機械部品に触れられる
  • 学校の授業や部活動で活用しやすい:授業では、2コマ100分の授業で、組み立てからプログラミングによる試行錯誤までができる。部活動では、生徒の自由な発想で教材を改良することができる
  • 課題解決型ものづくり体験:チーム一丸となって課題の発見、試行錯誤を繰り返して課題解決に取り組むことができる