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AI ジャーナリングアプリ「muute」で、生徒のメンタルヘルスと自己理解の促進をめざす

――全国の中高生200名を対象に、学校共同プロジェクト開始

AIジャーナリングアプリ「muute」を開発・運営するプロダクトスタジオのミッドナイトブレックファスト株式会社は、生徒の自己理解力の促進やメンタルヘルス向上を目的として、学校共同プロジェクト「muute for school β」を開始する。第一弾の取り組みとして、全国9校の中学校・高等学校と連携し、200名の生徒を対象に、学校教育におけるmuuteアプリの活用方法とその効果を検証していく。

「muute」は、自分の想いをありのままに書き出す「書く瞑想 = ジャーナリング」が行なえるスマートフォンアプリ。独自開発のAIが書かれた内容や、それに関連する感情や思考を分析し、さまざまなフィードバックを与えることで、自分の感情や思考、行動を客観的に振りかえることができる。2020年12月のサービス開始から約1年で40万ダウンロードを記録した。

同社は2022年1月11日より約2週間、全国の中高生200名を対象とし、学校と共同して「muute」を活用したジャーナリングのプロジェクト「muute for school β」を開始する。学校現場では、コロナ禍の生活で中高生のストレスも増加しており、メンタルヘルス向上への対応が求められている。また探究学習などを通して、自己の生き方や興味・関心のある分野を明らかにしていく「自己理解力」の促進も必要になってきており、そうした指導におけるセルフケア手法のひとつとして、学校教育機関と活用を広げる共同プロジェクトに取り組むという。

<プロジェクト参加学校>
・札幌新陽高等学校(北海道)
・ドルトン東京学園中等部・高等部(東京)
・三田国際学園中学校・高等学校(東京)
・日本大学三島高等学校・中学校(静岡)
・追手門学院中学校・高等学校(大阪)
・大阪夕陽丘学園高等学校(大阪)
・常翔学園中学校・高等学校(大阪)
・四条畷学園高等学校(大阪)
・土佐塾中学・高等学校(高知)

今後は、連携学校だけでなく、より多くの学校、教育関連企業や団体と共に、学校現場においてどのように活用されるのが望ましいかを模索していくという。