トピック
教育ソフトを標準でセット!堅牢性と利活用促進を支える「Lenovo 300w Yoga Gen 4」
GIGAスクール第2期のWindows PC選び⑤
- 提供:
- レノボ・ジャパン 合同会社
2024年6月11日 06:30
レノボ・ジャパン 合同会社が提供するGIGAスクール第2期の児童生徒用 Windows PCは、「Lenovo 300w Yoga Gen 4」。11.6型のコンバーチブルタイプのノートPCで、CPUにインテル プロセッサー N100を搭載。メモリーは8GB、ストレージは128GBのUFSを採用し高速アクセスを実現している。
同社 エンタープライズ事業部 教育ビジネス開発部 高橋努氏は、GIGA第2期の児童生徒用端末について、「堅牢性」と「利活用促進」の2点を重視したと語る。「GIGA第1期のときの豊富な経験をもとに、米軍規格のMIL-STD-810Hに加えて、学校や家庭での活用を想定した独自のテストも行いました。また端末導入後、すぐに学習に使えるよう様々な教育ソリューションをデバイスにセットして最大限に活用できるようにしています」と話す。
GIGA第1期では、Windows端末においてトップシェアの導入実績となったレノボ・ジャパン。そのため、多くの学校や教育関係者の声に耳を傾けながらデバイスを進化できたという。利活用のサポートにも着目するなど手厚いパッケージを用意している。
米軍規格のMIL-STD-810Hに加えて、独自のテストを実施
Lenovo 300w Yoga Gen 4の特徴は堅牢性に優れていて、米軍規格のMIL-STD-810Hや米国材料試験協会(ASTM)によるASTMF963玩具安全性試験をクリアしていることだ。
加えて、レノボ独自の厳しい堅牢性・信頼性テストである「Lenovo DuraSpec」をクリア。机からの落下やパームレストの圧力試験、タッチパッドの耐久性や、ディスプレイではヒンジの耐久性だけでなく、液晶パネルが曲がるような力を加えた耐久試験も行っている。
さらには、画面へ突起物を当てた場合の耐久性のほか、拡張ポートに電気的な影響を与えた場合の安全性に関する検査を行うなど徹底している。ノートPCを手にする人が感電したり、異常発熱が発生したりと、万が一のトラブルを想定してテストしているのだ。
一方で、堅牢性を備えたコンバーチブルモデルでありながら、約1.25kgという重量を実現している点も見逃せない。バッテリーの駆動時間も最大14.4時間と長く、LEDバックライトを搭載した高精細のIPS液晶を採用している。背面カメラにオートフォーカス機能も搭載して鮮明な撮影も可能だ。高橋氏は「非常にバランスの取れたスペックと堅牢性で、高度な学びに使えるような設計になっています」と語る。
本体収納できるペンが付属、鉛筆もスタイラスとして利用可能
Lenovo 300w Yoga Gen 4では、ペンが付属されており、本体に収納スロットを装備している。児童生徒によるペンの紛失も防げるほか、ペンの利用時も充電の心配は不要だ。
また、児童生徒が使っているHBの鉛筆をスタイラスペンとして使える「ペンシルタッチ機能」を備えているのも魅力。「子供たちがどんなに気をつけていても、ペンをなくしたり、忘れたりしてしまうことはあるでしょう。レノボではHBより柔らかい鉛筆をスタイラスとして使えるようにすることで、児童生徒の学びが止まらないように配慮した」と高橋氏は語る。
付属のペンはコンバーチブルのLenovo 300w Yoga Gen 4を組み合わせることで、様々な学びに対応できる。本体は学びのシーンに合わせて4つの形状に切り替えが可能で、テキストの入力やレポート作成などは通常のノートPCモード、校庭や体育館、校外学習ではタブレットモード、プレゼンテーションでスライドを提示するときはテントモードなど、学習の目的や用途に合わせて柔軟に活用できる。
デバイスに教育ソリューションを標準でセットして無償提供
GIGA第2期においては、PCの「堅牢性強化」だけでなく「利活用推進」にも力を入れているレノボ・ジャパン。Lenovo 300w Yoga Gen 4に様々な教育ソリューションを標準でセットし、無償で提供しているのが大きな特徴だ(※一部、3年制限あり)。
セットされているソリューションは、児童生徒向け表現活動ツール「ピクチャーキッズ」「デイジーピックス」、小学校から高校までを対象としたプログラミング教材「みんなでプログラミング」、PCの扱い方・操作方法が学べる動画教材やデジタルシティズンシップ教育に活用できる教育コンテンツ、さらには、不登校児童生徒や学級閉鎖のときに学びの場として利用できる仮想空間「レノボ・メタバース・スクール」など、多彩なバリエーショを用意。明日の授業で使えるもの、いざという時に使えるものと、日々の利活用を促し、学びを止めないソリューションが「Lenovo GIGA School Edition」としてデバイスに無償で提供される。
なかでも高橋氏は、GIGA第1期の豊富な導入実績を踏まえて、子供たちがPCの扱い方やデジタルシティズンシップを学べる教育コンテンツを充実させたと強調。「子供たちにデバイスの扱い方を学んでもらうことによって、故障率を減らせることもわかってきました」と同氏。学校現場で円滑にデバイスが使えるよう教育的なサポートも用意したという。
教員用は駆動時間が長い、高耐久のノートPCをラインナップ
GIGAスクール第2期の教員用PCとして、レノボは「Lenovo 13w Yoga Gen 2」を推奨している。高橋氏はその理由として、高耐久であること、バッテリー駆動時間が長いこと、持ち運びと使いやすさのバランスがよい13.3型というサイズであること、そして導入しやすい価格であることを挙げている。
耐久性という点では、児童生徒用と同様に米軍規格のMIL-STD 810Hに対応。高橋氏曰く、教員の利用シーンはビジネス用ノートPCとして想定されたものと少し異なっているという。
教員用のPCは、課外授業で屋外に持ち出すことが多く、デスクワークを中心としたビジネス用ノートPCの活用法とは違う使い方をすることもある。レノボでは、屋外に持ち出したことがきっかけとなる破損事例もあるため、教員が教室以外でデバイスを利用することを想定したPCを推奨していると高橋氏は述べた。
第2期に向けて、予備機の運用サポートの充実も
レノボ・ジャパンは利活用推進をさらにサポートすべく、GIGAスクール第2期では「予備機運用サービス」も55,000円の予算内に無償で設けている。
これは、各学校で保管する予備機をレノボが学校に代わって管理・保管するというもの。今回の調達では、予備機も児童生徒数の最大15%まで補助対象となるが、現場では置き場所やメンテナンスといった課題も発生しかねない。そこで、レノボでは学校の希望や規模感に合わせて、一定数の予備機を学校で保管し、それ以上はレノボが保管するというサービスを提供した。
予備機運用サービスでは、バッテリーの劣化を防ぐためにLenovo側で適切に充電管理を行い、学校に予備機を渡す際には最新セキュリティパッチの適用などを行ってから送付する予定。そのため、教職員の負担も減らすことができるという。
さらに、導入後に使い終わった端末は、レノボが責任を持って無償で回収してリサイクルすることも盛り込まれている。
高橋氏によると、GIGA第1期では堅牢性もさることながら、教職員の負担を軽減するデバイス管理や運用も重要だとわかったという。「今後も利活用推進に向けて、様々なコンテンツやソリューションを用意していきたい」と述べ、児童生徒たちの学習を広くサポートしていくと語った。