レポート
製品・サービス
旅先で寝た子をスマホで見守る。3COINSの「スマートカメラ」が想像以上だった
2026年6月3日 06:30
夫婦2人に息子2人の核家族である我が家。1歳と5歳の男子はまったく目を離せず、常にマンツーマンディフェンス状態です。夫婦でひと息つきたいこともあります。これをテクノロジーでなんとかしようと 3COINSの「スマートカメラ」 を導入。スマートフォンとの組み合わせで予想を超えたので紹介します。
大人がもう1人、いや手だけでも、目だけでもいいので、と思う毎日
我が家は、夫婦2人に息子が2人という、ごく平凡な核家族です。そして毎日、この瞬間だけでもいいから、手伝ってくれる、見ていてくれる大人がもう1人いればと思っています。オムツを替えるたびに「もうひと組、手がほしい」と思うのですが、自分の手が2組に増えたところで、息子の手も2組に増えるでしょうから意味がない、と気づくのも毎回のことです。
妻か、筆者のどちらかが兄弟の一方を見守れば、当然、もう1人がもう一方を見守ることになります。まったく余裕がありません。2人とも寝ているときですら、基本的にどちらか1人は、必ず付き添っているのです。
当然ともいえますが、育児は基本365日24時間。どこか手を抜ける方法はないものかと考えました。そんなときに目に留まったのが、たまたま訪れた 3COINSのスマートカメラ(税込4,180円) です。価格の安さにも引かれたのですが、それ以上に心を動かされたのが、公式オンラインショップに明記された「 《累計販売台数3万台突破!》 」の文字でした。
さすがに、これだけの台数が売れているなら、使用するためのアプリもかなり洗練されているだろうと推察しました。この手のアイテムは本体の品質も重要ですが、操作するアプリの日本語の出来映えが使い勝手をかなり左右します。その点も見極めて、3COINSのスマートカメラを導入したわけです。
グリーンハウス製であることに安心! しかし、普通に使う気はない
3COINSのスマートカメラは、いわゆる見守りカメラで、寝ている子供や不在時の自宅にいるペットの様子などを確認できるアイテムです。家庭内の電源に接続したカメラを自宅のWi-Fiネットワークに接続して、スマートフォンなどから自宅や寝室の様子を確認する、というのが基本的な使い方といえます。
ですが、筆者は、このスマートカメラを最初から 自宅の外へ持ち出す 、いわばモバイル運用を前提に導入しています。電源はUSB Type-Cで、消費電力は最大5Wと小さく、電源は5V/1Aあれば動くことも確認済みです。
これならモバイルバッテリーを電源にしても、かなり長時間動かせます。さらにネットワークは、スマートフォンのテザリング(インターネット共有)で動かすことを想定しています。スマートカメラとスマートフォン、モバイルバッテリーさえ用意すれば、ほとんどどこにでも設置可能です。
なお、3COINSでの購入時にパッケージを確認したところ、スマートカメラはパソコン周辺機器関連の老舗日本メーカーであるグリーンハウスの製品であることがわかり、かなり安心して導入できました。使用するアプリが「GH Smart」となっているのも、そのためです。
設定は、自宅でしっかり行っておきたい
見守りカメラは、自宅の寝室などに設置して、寝ている子供たちの様子をほかの部屋から確認するのに使うのが一般的でしょう。しかし、地方の一軒家とはいえ、我が家程度の広さなら、物音がしたら寝室まで行く方が確実だったりします。
そのため筆者は、スマートカメラの必要性を感じていませんでした。ですが、ホテルステイ時の部屋や、キャンピングカーの車内の様子を確認できるとなると話は別です。
また、ホテルステイであれば、2人が寝静まったことを確認したうえで、夫婦いっしょに同じホテルのラウンジで15分でもコーヒーを飲む時間を作り出してくれそうです。たった15分でもマンツーマンディフェンスから解放されるのは、本当にありがたい。
ただし、ホテルのWi-Fiはログイン認証や端末同士の通信制限(いわゆる機器の隔離)があるため、この手のスマートカメラは正常に動作しないことがほとんどです。例えばスマートフォンは使えても、ゲーム機やIoT機器は接続できない、といったケースがこれに該当します。当然、キャンピングカーにはWi-Fiが存在しないので、スマートフォンのテザリング機能(インターネット共有)を利用します。
要は、接続するWi-Fiネットワークをスマートフォンのテザリングにしたうえで、スマートカメラを設定するわけです。接続設定は以下の流れとなり、さほど複雑なものではありません。
①専用アプリ「GH Smart」をインストール
②アプリで「デバイスの追加」を選択
③デバイスのリセット
④ネットワークの設定
⑤QRコードの読み込み
⑥デバイスの追加の終了
ただ、本体をリセットするタイミングやQRコードの読み込み作業は、初見だと戸惑うことも多いもの。1度、落ち着いて作業できる環境で先に設定しておくことをおすすめします。というのも、筆者はそれなりに苦戦しましたので。とはいえ、さすがに日本メーカー・グリーンハウスの製品だけあって、アプリ自体の日本語表示もしっかりしており、操作で迷う場面は少ない印象でした。
まずはホテルステイで使ってみた! 気分は「イビルアイ」召喚
設定を終えたスマートカメラを、モバイルバッテリーや充電コードなどといっしょにガジェットケースに詰め込んで、筆者は家族でのホテルステイに実戦投入してみました。目標は、息子2人が寝静まった後、夫婦2人でラウンジでコーヒーを楽しむこと。
スマートカメラをホテルの部屋でスマートフォンのテザリング経由で接続して、両方を20,000mAhのモバイルバッテリーにつなげば、最低でも数時間、ほぼひと晩は電源の心配もなく、設置した部屋を見守ることが可能です。
当然、スマートフォンのカメラとは異なり、遠隔操作で左右355°のパン、上40°・下15°のチルト、さらにデジタルズームも可能。赤外線ナイトビジョン機能も搭載しているので、人間の目では見えない暗闇でも我が子の様子をしっかり確認できます。
さらに、モーション検知、音声検知、自動追尾といった機能も搭載しているので、設置すると「我が新しき仲魔イビルアイよ、その力を……」といった気分になります。メニューの深い階層でかなり詳細な設定ができるのも、いいところです。
この新しい仲魔イビルアイのおかげで、夫婦2人で深夜のコーヒーを楽しめたかというと、残念ながら答えは否です。部屋の構造との相性が悪かった。普段は、シングルベッド2台をつなげて部屋の角にぴったり寄せ、いちばん奥に1歳の次男、手前に長男、さらに枕と掛け布団の壁を作って寝かせるのです。
しかし、今回のホテルは、ベッドが固定された状態でシングルが2つ。これにそれぞれが息子を1人ずつ抱いて眠るスタイルになりました。これでは音声やモーションを検知してから、ラウンジを飛び出しても危機回避が間に合わないと判断したのです。
そのため、サウナ好きの筆者は、家族が眠っているうちに大浴場の休憩室から部屋の様子を確認するのにスマートカメラを使いました。これが予想以上にいいのです。
妻の許可を得て、家族が寝ているうちにサウナに行く場合は、部屋に戻るタイミングが命です。「しっかり気分転換できたよ、ありがとう」を前面に出しつつ、妻が「結局、私が1人で子守をしている」と不機嫌になる前に戻らなければなりません。スマートカメラなら、寝ている妻の様子を赤外線ナイトビジョンで見ながら、この絶妙なタイミングを計るのに最適です。さすがイビルアイ。
使い道はさまざま。スマートカメラとスマートフォンの組み合わせ
今回のホテルステイでは、スマートカメラを筆者のスマートフォンのテザリングで接続。もう1台、別のタブレットをホテルのWi-Fiに接続して、客室で眠る家族の様子を見守りました。映像を受信する側にWi-Fi環境がないときには、妻のスマートフォンを使うといった方法で、この問題は解決できます。
ただし、気を付けたいことがあります。スマートカメラには通話機能やアラーム機能はあっても、 物理的な制止力がない ことです。当たり前ですが、ベッドから落ちそうな子供を受け止めることも、室内のエアコンの温度を調整することもできません。あくまでも「見るだけ」の道具であり、使い方には細心の注意が必要です。
とはいえ、人手不足が慢性化しているともいえる現代の子育てで、スマートカメラを実際に使ってみると、「常に視線だけをもう1つ持てる」という意味で、大人0.5人分という表現は決して大げさではありません。
スマートフォンとモバイルバッテリーと組み合わせると、それぞれのライフスタイルに合わせて、さまざまなシーンでの使い道が考えられます。筆者は、複数台の設置もありかと、さらなる増設を目論んでいます。なお、組み合わせるモバイルバッテリーも、安全性や動作温度範囲を重視して、半固体(準固体)電池モデルを選択しています。




































![タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000 英語つき ([バラエティ]) 製品画像:2位](https://m.media-amazon.com/images/I/611xdkoqG7L._SL160_.jpg)

















