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モリサワ、2000書体以上が使い放題のプランを学生と教職員に特別価格で提供

株式会社モリサワが「Morisawa Fonts スタンダードプラン」で学生および教職員向けの特別価格を提供

株式会社モリサワは、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts スタンダードプラン」において、学生および教職員向けの特別価格提供を開始した。同プランにより、2,000種類以上のプロ向けフォントが使い放題となり、学校の課題や自主制作、インターンシップなどのさまざまな場面で利用可能となる。

「Morisawa Fonts」は、グラフィックデザインやWebデザイン、UI/UXデザイン、動画制作など、幅広いクリエイティブ活動をサポートするクラウド型のフォントサービスである。今回の特別価格プランでは、学生は税込990円(年間)、教職員は税込33,000円(年間)で1ライセンスを利用でき、プロ仕様のフォントを商業利用や商標登録も含めて使用できる点が特徴だ。

また、1ライセンスあたりパソコン2台まで、iPad1台が利用可能。例えば、学校で利用しているパソコンと自宅で利用しているパソコンに1つのライセンスをそれぞれ登録できるが、同時利用は不可となっている。

同プランの対象となるのは、日本国内の高校・大学・専門学校の学生と教育機関に在籍する常勤教員・非常勤教員・臨時職員・事務員で、教育機関には公共職業能力開発施設ならびに職業訓練法人も含まれる。

これまで提供されていたMORISAWA PASSPORTアカデミック版(学生・教職員向け)は、2024年10月1日をもって販売を終了することが決定しており、既存の契約者には「新書体サポートプログラム」への切り替えが案内されている。同プログラムにより、2024年度以降に追加される新書体も引き続き利用できる。

Morisawa Fontsは、デザインやクリエイティブ分野で活躍する学生にとって有益なサービスであり、商業プロジェクトや自主制作の際に多様なフォントを利用できる。また、卒業後も初年度に限り、社会人応援価格として割引が適用されるため、引き続きプロ向けフォントを利用することが可能だ。

同社は、教育機関におけるクリエイティブ活動を支援するために、学生や教職員に向けた充実したフォント環境とサービスを提供し続けることを表明している。