ニュース

3Dゲームを作るオンライン・プレイパーク「ʘmʘchim(オモチム)」、11月23日にベータ版を配信

オブジェクトを組み合わせて、3Dゲームを作るオンライン・プレイパーク「ʘmʘchim(オモチム)」

株式会社アソビズムは、誰でも簡単に3Dゲームが作れるオンライン・プレイパーク「 ʘmʘchim(オモチム)」のベータ版を、2023年11月23日に配信することを発表した。それに先駆けて、公式サイトおよびX(Twitter)の公式アカウントを開設した。

ʘmʘchimは、誰でも簡単に3Dゲームを作れるゲーム。基本プレイは無料で、一部サービスが有料となる。プレイヤーは、直感的なエディターを使って、さまざまなオブジェクトをプレイパークと呼ばれるステージに配置し、リアルな物理シミュレーションを使った遊びを楽しむことができる。

プレイパークには決まったルールは存在しないため、作り方次第で「謎を解いて進む脱出ゲーム」や「目的地点までの速さを競うレースゲーム」など、プレイヤーの思うままにゲームの制作が可能。BGMやSE(効果音)、VFX(ビジュアルエフェクト素材)も多数収録されているので、素材を駆使して自分だけのプレイパークを作ることができる。

ゲーム作りでは、プログラミングを組み込むことで、より細やかな設定を盛り込んだプレイパークを作り込める。思い描いたゲーム作りを叶えるだけでなく、遊びを通じて自然とプログラミングの学習に繋がることも期待できる。

オブジェクトを配置し、プログラミングでゲームを作り込む(2023年11月配信時点では、一部機能は開発中となる)

オンラインに公開されたプレイヤーズサイトでは、世界中の人々が作ったプレイパークで遊ぶことができる。また、作成したプレイパークの公開も可能で、全世界のユーザーと一緒に遊べるマルチプレイの対応も予定している。

プレイヤーズサイトで作った作品を公開、世界中のプレイヤーと一緒に遊ぶ

さらに、ʘmʘchimはゲーム内だけでなく、アプリと連動する筐体を使ってリアルで遊ぶことも可能。小型カメラを搭載した小さな筐体はアプリ内のコードを使って操作できるほか、遠隔操作や移動量確認、距離測定なども行える。また、市販のブロック玩具との互換性を持っているため、見た目を自由にカスタマイズすることができる。筐体の発売日、販売価格については、後日公式サイトで発表予定。

師範のブロック玩具と組み合わせて、自分だけの筐体を作る

    【概要】
  • ベータ版配信日時:2023年11月23日予定
  • 販売方式:基本無料(一部有料サービスあり)
  • OS:Windows:Windows10以降、Mac:MacOS Mojave (10.14)以降
  • ハードウェア要件:専用ビデオカードを搭載した発売5年未満のPCまたは、ビデオカードを内蔵した発売3年未満のラップトップ
  • ʘmʘchim(筐体)のスペック:本体 ESP32 (16M FLASH/8M PSRAM)/単四電池駆動 (エネループ推奨)/超小型プラネタリーギアモーター×2 (ロータリーエンコーダ付き) /ヘッドライト/テールライト/ 6軸センサ(LSM6DSM)/ブザー/拡張サーボコネクタ×2/拡張ICコネクタ×2 /55×69×62mm (高さ×幅×奥行)/68g
    Camera & Sensor カメラ (OV2640)/ジェスチャーセンサ (APDS-9960)/距離センサ (VL53L0CX) /赤外線サイドセンサ/赤青LEDを正面左右に搭載