どろんこ会グループ、インクルーシブ（多機能型）保育園を2024年春に東京・千葉・新潟で新規オープン

どろんこ会グループは、障害の有無にかかわらず子どもが育ち合うインクルーシブ保育のために、2024年4月に新たに3施設をオープンする。

インクルーシブ保育は、厚生労働省から発出された省令改正を受け、全国で本格的な取り組みが始まっている。どろんこ会グループは、2015年に初めて認可保育園と児童発達支援事業所の併設モデルとして、「駒沢どろんこ保育園」と「つむぎ 駒沢ルーム」を東京都世田谷区に開設した。ただ隣り合っているだけの施設を作るのではなく、同じ敷地内、一つ屋根の下で、子どもたちが共に活動し、生活できる「真のインクルーシブ保育」を実践する施設づくりに取り組んでいるという。

今回、東京都東大和市、千葉県袖ケ浦市、新潟県見附市の3箇所に施設をオープンする。

・（仮称）子ども発達支援センターつむぎ 東大和 ×（仮称）東大和どろんこ保育園

• 開所予定日：2024年4月1日
• 運営形態：児童発達支援センターx認可保育園 保育所等訪問支援、相談支援事業も実施
• 定員：児童発達支援センター30名、認可保育園80名
• 住所：東京都東大和市立野3丁目630番地外
• 主な特徴：東京都では初となる「児童発達支援センター」と「認可保育園」を併設した多機能型施設

・（仮称）袖ケ浦どろんこ保育園

• 開所予定日：2024年4月1日
• 運営形態：認可保育園×児童発達支援事業所
• 定員：90名
• 住所：未定
• 主な特徴： 袖ケ浦市では2025年4月にも、平川地区にある市民の憩いの場「コカ・コーラボトラーズジャパンPark百目木（百目木公園）」の中に、認定こども園と児童発達支援事業所のインクルーシブモデルを開園予定。

（仮称）見附どろんこ保育園

• 開所予定日：2024年4月1日
• 運営形態：認定こども園＋児童発達支援事業所
• 定員：75名
• 住所：新潟県見附市熱田町字喜多稲場274-1他
• 主な特徴：老朽化した公立保育園3園の閉園に合わせ、新たな受け皿となるべく保育園建設を提案し、実現した