ニュース

学研と東海理化、発達支援デジタル教材と専用ペンを開発

文字や言葉、国語の土台となる力を育む

発達支援デジタル教材「はぷるンといっしょに ふれてまなぶ もじ・ことば」と専用タッチペン「はぷるペン」

 株式会社Gakkenは株式会社東海理化と共同開発した発達支援デジタル教材「はぷるンといっしょに ふれてまなぶ もじ・ことば」と専用タッチペン「はぷるペン」を発売する。

 開発した「はぷるンといっしょに ふれてまなぶ もじ・ことば」は、国語学習の土台となる「見る」「聞く」「話す」「触れる」「読む」「書く」の力を育むことができるというデジタル教材。「レディネス(認知学習)」「せんをかく」「ひらがなをよむ」「ひらがなをかく」「ことば・ぶん」の5つの学習領域で、発達段階に合わせて組み合わせながら繰り返し学ぶことができる。

教材の画面

 子供が触ったり、動かしたり、書いたりすることに応じて、絵が動く、音が出る、振動するなど反応があり、理解を深めることができるが、振動させるには専用の「はぷるペン」が必要。

 はぷるペンは触感を人工的に生み出すハプティクス技術を搭載し多彩な触覚刺激が得られるもので、振動による感覚が加わることでより楽しく効果的に学習を進めることができるとしている。

専用タッチペン「はぷるペン」で操作しているところ

「はぷるンといっしょに ふれてまなぶ もじ・ことば」の利用にはライセンスが必要で、ライセンス数限定版が1施設においてID数が10人までで年間2万2000円。校内フリーライセンス版はID数の制限がなく年間5万5000円。専用タッチペンの「はぷるペン」は7700円で販売される。