スキャネット、「デジらく採点2普通紙対応版」にフレームレス機能を追加

デジタル採点システムを開発・販売するスキャネット株式会社は、「デジらく採点2普通紙対応版」の新バージョンVer.2.16.4.0の提供を3月10日から開始した。新バージョンでは、学校の先生が従来通り作成していたテストの解答用紙をそのまま使用してデジタル採点ができる「フレームレス」機能を追加した。

スキャネットが提供している「デジらく採点2」は、パソコン上でテスト解答を採点するソフトウェアで、手書き文字を自動で認識し採点する機能がある。採点した結果は、データとして保存される。2019年からは、普通紙（コピー用紙）に印刷した解答用紙を使用して採点が可能な「デジらく採点2普通紙対応版」を提供している。

これまでは、スキャネットが提供するテンプレートファイルを用いて解答用紙を作成する必要があった。今回新たに追加した機能では、先生が独自で作る定期テストの解答用紙や、学力テストの任意の様式など、独自に作成した解答用紙をそのまま使用するパターンを選択できるようになる。これにより、さまざまな場面でのテスト採点にデジタル採点を使用できるようになる。