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中高生のオンライン自習サービス利用率はコロナ前の2.5倍に、休校期間は高校生の7割弱が利用

株式会社ベネッセコーポレーションの無料オンライン自習サービス「StudyCast(スタディキャスト)」では、2022年2月に中1〜高3生の6170名を対象に実施したアンケート「オンライン自習サービスに関する調査」を実施した。

オンライン学習サービスの利用状況について、新型コロナ以前である2年前の2020年2月との比較がなされた。なお、ここでオンライン自習とは、主にスマートフォンアプリを使って、友だちと一緒に勉強する学習スタイルを指す。

・オンライン自習サービス利用率は2.5倍と急増

中高生のオンライン自習サービス利用率は、コロナ前の20.3%から51.9%と、2.5倍に大きく伸びた。中高生の学習スタイルが変化したことがわかる。

・高校生の休校期間のオンライン自習サービス利用は7割弱に上る

高校生の休校中のオンライン自習サービス利用率を見ると、コロナ前の33.3%に対して68.3%と7割弱で使われている。休校期間中の自宅学習で多く活用されたことがわかる。

なお休校状況については、学校全体が休校中という回答が7%、学級閉鎖のクラスとそうでないクラスがあるという回答が24%だった。

・StudyCastは2022年1月で累計26万ダウンロード

今回の調査を実施したStudyCastは、2019年12月に提供開始された。新型コロナによる緊急事態宣言が行なわれた2020年4月に大きくダウンロード数を増やし、そこから順次成長。2020年1月時点で累計26万ダウンロードとなっている。

【調査概要】
調査時期:2022年1月28日~2022年2月7日
調査方法:アンケート「オンライン自習サービスに関する調査」
調査対象:中1〜高3生 6170名
調査会社:ベネッセコーポレーション調べ

調査サンプル