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光村図書出版、英語授業支援アプリ「TOC-ME!」を2026年春にリリース

光村図書出版株式会社が、英語の授業支援Webアプリ「TOC-ME!assistant」を2026年春より提供開始

光村図書出版株式会社は、中学校と高校の英語授業を支援するWebアプリ「TOC-ME!assistant」を2026年春から提供すると2025年10月27日に発表した。

TOC-ME!assistantは、ネイティブレベルの英語を話すAIアバターをボタン1つで授業中に呼び出し、生徒との自然な会話をサポートするツールである。生徒の発話練習の機会を増やし、「話す・伝える」力の育成を目指す内容となっている。

同アプリでは、文法・単語・単語を選ぶだけで、その場に適した会話が自動生成される。AIアバターはネイティブスピーカーのように言い換えや聞き返し、追加質問を行い、自然な対話を継続するという。

設定したテーマでアバターとやりとりし、英語によるコミュニケーション力を磨くことができるほか、発音や文法に関する評価をアバターがその場でフィードバック。生徒が自分の弱点を確認してスピーキングの実践練習に活用が可能だ。

操作は非常に簡単で、授業前にわずか1分で設定が完了するという。クラスの実態に応じて会話の回数やスピードも調整可能で、パソコンさえあれば場所や時間を問わず利用できる。

年間利用料は120,000円で、毎時間の授業支援が可能。教員は事前準備の負担を減らし、生徒は多様な英語表現に触れながら対話力を育てられる。なお、提供開始に先立ち、無料体験を数量限定で実施する予定だ。