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アップル、iPadOS 16リリース、教育機関に役立つ新機能を紹介

アップルは10月25日、iPadOS 16をリリースした。今回のiPadOS 16では、学習効率がさらに向上し、共同作業もより簡単になったり、教育者や児童生徒はどこにいても指導や学習を継続できたりなど、教育機関に役立つ機能を実装している。ここでは、教育機関に役立つ新機能をまとめて紹介しよう。

●デスクトップクラスの機能
iPadのアプリケーションは、カスタマイズ可能なツールバー、再設計された検索と置換、ファイル拡張子の変更などの機能によってさらに進化。

●テキスト認識表示
画像中のテキスト認識の対象に日本語が追加。また、ビデオも対象に加わることにより、一時停止中のビデオフレーム内でテキストを操作できるようになる。翻訳アプリケーションのカメラで身の周りにあるテキストを翻訳したり、写真ライブラリにある写真内のテキストを翻訳することもできる。

●画像を調べる
タップするだけで画像から対象物を抜き出したり、背景を削除して対象物だけにすることが可能になる。

●天気アプリケーション
iPadに天気アプリケーションが登場。臨場感あふれるアニメーション、詳細なマップ、タップできる予測モジュールなど、大きなディスプレイに合わせて最適化されたデザインになっている。

●フリーボードアプリケーション(年内に登場)
自在なキャンバスを使い、レイアウトやページサイズを気にすることなく、表示、共有、共同作業のすべてを一か所で行うことができる。Apple Pencilを使ってスケッチしたり、メモを書きとめたり、ウェブリンク、書類、ビデオ、オーディオを挿入することもできる。

なお、iPadOS 16に関するすべての機能はこちらで紹介されている。またiPadOS 16の対応機種は、iPad Pro(全モデル)、iPad Air(第3世代以降)、iPad(第5世代以降)、iPad mini(第5世代以降)となる。