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横浜の中学生が育てた花をGREEN×EXPOへ、学校や地域が花壇づくりの担い手に

NTT東日本株式会社と、同社グループの株式会社ビオストックが横浜市立南高等学校附属中学校で環境教育プログラムを実施(出典:NTT東日本株式会社、以下同じく)

NTT東日本株式会社と、同社グループの株式会社ビオストックは、国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」に向けて、「共創の花壇『well』」プロジェクトを始動すると発表した。横浜市立南高等学校附属中学校では、学校給食由来の堆肥を活用した環境教育プログラムを実施する。

同プロジェクトは、学校や地域、企業、NTT東日本の社員などがそれぞれ育てた花を順次会場へ引き継ぎ、同博覧会に出展する「NTT EAST館」の花壇をつくり上げる取り組み。花の栽培から会場への展示までを通じて、資源循環や持続可能な社会について考える機会を提供する。

同校でのプログラムは、NTT東日本が横浜市、学校給食などを手がける株式会社東華軒、フラワーデザイン企業の株式会社ジェルフラワー、ビオストックと連携して行うもので、「横浜給食オリジナル循環モデル」をテーマにしている。

生徒たちは、学校給食の残さを一部原料としたリサイクル堆肥などを題材に資源循環について学ぶ。さらに、自分たちで花壇のデザインを考え、その堆肥を活用して花を育てる。生徒による花壇デザインのプレゼンテーションでは、ジェルフラワーとビオストックが講評者を務める。生徒が育てた花は、GREEN×EXPO 2027の会場内の花壇に展示する予定だ。

環境教育プログラムに参加する生徒たち

また、キャリア教育の一環として、資源循環に取り組む企業や自治体との交流機会も設ける。生徒が環境課題を身近な問題として捉え、持続可能な社会の実現に向けて主体的に行動することを目指す。

花の栽培には、光ケーブルの接続部を保護する設備「光クロージャ」を再利用した「クロージャ鉢」も活用。NTT東日本が使用済みの光クロージャを回収し、株式会社これやこのが協力して再生したもので、同校の生徒が育てる花にも使う。

ビオストックは、NTT e-City Laboに設置した超小型バイオガスプラントを活用し、NTT東日本から出る食品残さを原料に、液体肥料となる消化液を生成する。この液体肥料は、「NTT EAST館」の花壇や建物周辺の植栽などに活用する予定だ。

食品残さを資源に変える超小型バイオガスプラント
食品残さから生成した液体肥料

このほか、会場近隣の学校法人鎌田学園 あづまの幼稚園・あづまのナーサリーでも、園児がクロージャ鉢で花を育てる取り組みを実施。育てた花は「NTT EAST館」の花壇へ移設し、移設後は同館のスタッフが花壇を維持・運営する。

NTT東日本は今後、学校や地域、教育機関、企業などとの連携を順次広げ、参加者が育てた花を「NTT EAST館」の花壇へつないでいくとしている。