GMOメイクショップ、教育機関専用のECサイト構築プラン「MakeShop for BYOD」を提供開始

　ECサイト構築を行うGMOメイクショップ株式会社は、3月23日からICTベンダー向けに教育機関専用のECサイト構築プラン「MakeShop for BYOD」の提供を開始した。個々の学校ごとにECサイトを構築し、その学校に特化した学習用端末の販売をサポートする。

　教育現場でICT端末の利用が増えるなか、保護者や生徒が自ら手配した端末を持ち込むとOSやスペックが異なってしまう課題があることから、学校がICTベンダーに委託して推奨スペックの端末を販売する動きが増加しているという。

　そこで、すでにGMOメイクショップでは2022年1月から「MakeShop for GIGAスクール」として教育機関向けECサイト構築をサポート、2022年だけで64件ものECサイト構築をし、その多くがBYOD端末の販売サイトだったことから、BYOD端末の販売支援をより強化するためサービスをリニューアル、「MakeShop for BYOD」としてサービス提供することに至った。

「MakeShop for BYOD」では、ICTベンダーとパートナーシップを組み、特定のユーザーのみが閲覧できる機能や、特定の会員グループだけ特典を付与する機能などを備える。学校ごとに生徒や保護者向けの特別価格を設定し、学校推奨スペックの端末購入を促すことができるという。

「MakeShop for BYOD」のサービス

　さらにECサイト構築だけでなく、購入時の問い合わせや商品案内チラシの作成、商品の保管と出荷という物流の運営代行まで対応できるとしている。

　サービスの対象は教育機関や生徒や保護者向けに学習用端末を提供するICTベンダーで、サイト構築費用が初期費用が1万1000円から、月額費用が1万1000円からとなる。