ニュース

三菱みらい育成財団 2022 年度助成事業の募集を開始

「創造的・多様・インタラクティブ」な教育をめざして

一般財団法人三菱みらい育成財団は、2022年度の助成事業の新規案件募集を開始した。締切は4月4日17:00まで。選考プロセスとしては、応募書類提出後に、選考委員による面接を予定している。助成期間は1年間だが、原則3か年継続することが求められる。

三菱みらい育成財団は、三菱グループ創業150周年の記念事業として2019年10月に「未来を切り開く次世代人材の育成」を目的に設立された。高校生を中心とした15歳から20歳の若い世代に対し、自ら問い、考え、行動する主体的な若者を育てる教育を支援するため、10年間で100億円を拠出し、5つのカテゴリーの教育プログラムを助成している。

今回が3回目の募集となる。初年度となった2020年度は3つのカテゴリーで募集し、66件のプログラムを採択、約2万6000人が参加した。2021年度は、5つのカテゴリーで募集を行ない、80件のプログラムを採択、約5万4000人が参加した。これまでの2年間で合計146件のプログラムを採択し、参加した約8万人の高校生・大学生を助成している。

今回も以下の5つのカテゴリーで募集する。

  1. 高等学校などが学校現場で実施する心のエンジンを駆動させるプログラム:助成対象は高等学校等、プログラム参加者は高校生等(15〜18歳)
  2. 教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な心のエンジンを駆動させるプログラム:助成対象はNPO・株式会社他教育事業者、大学等、プログラム参加者は高校生等(15〜18歳)
  3. 卓越した能力を持つ人材を早期に発掘育成する先端・異能発掘・育成プログラム:助成対象は大学、研究機関、NPO・株式会社他教育事業者等、プログラム参加者は高校生等(15〜18歳)(アントレプレナーシッププログラムは大学1・2年生も対象とする)
  4. 21世紀型 教養教育プログラム:助成対象は大学、NPO・株式会社他教育事業者等、プログラム参加者は大学1・2 年生相当(18〜20歳)
  5. 主体的・協働的な学習を実践できる教員養成・指導者育成プログラム:助成対象は大学、研修機関、NPO・株式会社他教育事業者等、プログラム参加者は高校教員・指導者