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女子高専生がサイバーセキュリティ演習に挑戦、NECが実践型イベントを開催

女子高専生がサイバーセキュリティや情報分野を学びながら、将来の進路や仕事について考えるきっかけを提供する「2026 K-SEC CAMP FOR GIRLS」を開催(出典:日本電気株式会社、以下同じく)

 日本電気株式会社(NEC)とKOSENサイバーセキュリティ教育推進センター(K-SEC)が共催する高等専門学校(高専)の女子学生向けイベント「2026 K-SEC CAMP FOR GIRLS」が、2026年9月17日と18日に開催された。

 同イベントは、女子高専生がサイバーセキュリティや情報分野について学びながら、将来の進路や仕事について考えるきっかけを提供することや、女子高専生同士のつながりを築くことを目的として2023年度から実施されている。

 同イベントには、全国の高専から20名の女子学生が参加。今年度は、奈良工業高等専門学校情報工学科サイバーセキュリティ教育研究部門が協力し、女子学生キャリア支援ワーキンググループも運営・活動支援に参加した。

 NECと、国立高専を設置・運営する独立行政法人国立高等専門学校機構は連携協定を結んでおり、出前授業や演習環境の提供などの教育支援を行っている。「K-SEC CAMP FOR GIRLS」は、この取り組みの一環として開催したもの。

 1日目は、東京都港区のNEC本社でオフィス見学やキャリアセッションを実施。オフィス見学では、サイバー攻撃の状況や各部門のリスクをリアルタイムで可視化する「サイバーセキュリティダッシュボード」や、生成AIサービス、顔認証などの「デジタルID」など、自社を「ゼロ番目のクライアント」として最先端のテクノロジーを実践するNECの取り組みを体験した。

NEC本社のリファレンスオフィスを見学

 キャリアセッションの第一部では、各テーブルにNECグループの女性エンジニア・採用担当者を迎え、少人数での懇談を実施。学生は、進路や就職・キャリアへの不安や悩み、セキュリティ業界に入ったきっかけなどを質問し、女性エンジニアが自身の経験談を学生に伝えている。また、より自由に交流できる場として、キャリアセッションの第二部を開催。所属高専や学科が異なる学生同士が活発に情報交換を行った。

少人数での懇談のほか、高専や学科が異なる学生同士が情報交換を行った

 2日目にはテクニカルワークショップとして、チーム対抗で情報セキュリティの競技「CTF(Capture The Flag)」の演習に取り組んだ。NECの女性エンジニアからのサポートを受け、学生同士で助け合いながらネットワークセキュリティ・Webセキュリティの問題などに挑戦している。

セキュリティ技術を競う、チーム対抗形式の演習を実施

 参加した学生からは「ワークショップやCTF体験、他高専の学生との交流を通じて、サイバーセキュリティをより身近に感じるとともに、今後の学習やキャリアについて前向きに考えるきっかけとなった」といった声が聞かれた。

 アンケートでは、「セキュリティについてもっと勉強したくなった」「資格取得に挑戦してみたい」「今後の学習へのモチベーションが高まった」といった感想が多く寄せられているという。