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AIが個別支援計画の「たたき台」を作成、児発・放デイ向け「コノベル」
2026年10月6日 10:00
VISH株式会社は、児童発達支援・放課後等デイサービス向けクラウドサービスの「コノベル」において、個別支援計画の作成などを支援する「個別支援計画書機能」を大幅にリニューアルし、2026年10月5日から提供を開始した。
リニューアルした機能では、保護者や本人の意向、連絡帳、支援記録、通所記録、アセスメントなど、コノベルに蓄積された情報をもとに、AIが個別支援計画の原案を作成。AIが支援内容そのものを決めるのではなく、情報整理や文章作成のたたき台を作り、児童発達支援管理責任者や専門職が確認して必要に応じて修正したうえで確定する仕組みである。
個別支援計画は、子供の状態や発達上のニーズ、本人や保護者の意向を踏まえ、支援目標や具体的な内容を決めるための計画である。2024年度の障害福祉サービス等報酬改定では、「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」の5領域とのつながりを明確にした支援が求められるようになった。
厚生労働省の令和元年度調査では、全国の放課後等デイサービス4,945事業所の回答のうち、41.2%がサービスの質向上における課題として事務作業量の多さを挙げた。VISHが児童発達支援管理責任者を対象に開催したワークショップでも、支援目標の立て方や、アセスメントと日々の記録を計画に反映する方法について悩みが多く寄せられたという。
同社は、支援者が子供や家族と向き合う時間を増やすことを目的に、日々の記録をもとにAIが個別支援計画の原案作成を支援する機能を開発した。
新機能では、計画作成後のモニタリングにもAIを活用。支援員が日々記録した内容をもとに、支援目標に対する評価案をAIが作成し、その結果から次の個別支援計画を検討する際には、アセスメントの更新案も提示する。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などが作成する専門的支援計画についても、個別支援計画の支援目標と専門職の所見などをもとにAIが原案作成を支援。児童発達支援管理責任者と専門職が作成する計画をコノベル上で共有できるようにし、事業所内での情報連携にも利用できるという。
保護者向けには、専用アプリから本人や保護者の意向、要望を入力できる機能を用意。入力された内容をAIが整理し、事業所によるアセスメントと合わせて計画作成に利用する。完成した計画への確認と同意は、スマートフォンやタブレット端末でデジタルサインでき、紙の印刷や保管を減らすことも可能だ。
このほか、個別支援計画の更新時期などをシステムで管理し、期限が近づいた利用児をアラートで知らせる。モニタリングや計画更新が必要な対象を把握しやすくし、更新漏れの防止を支援する。
リニューアルに合わせ、対象事業所にAI機能を最大6カ月間無償提供する施策を2026年10月5日から2027年5月31日(月)まで実施。対象には、2026年10月5日の10時30分時点で有料の「コノベリストプラン」を契約している事業所のほか、12月25日(金)の18時までに同プランを新規契約した事業所が含まれる。















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