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デジタルアーツが市原市に「i-フィルター 10 小中学生版」を無償提供、家庭端末へ安全対策を拡大

デジタルアーツ株式会社が千葉県市原市に「i-フィルター10 小中学生版」を無償提供(出典:デジタルアーツ株式会社、以下同じく)

デジタルアーツ株式会社は、千葉県市原市と連携し、家庭で使うスマートフォンやタブレットなどの私用端末向けに、総合セキュリティ「i-フィルター10 小中学生版」を無償で提供すると2026年7月13日に発表した。

対象となるのは、同社の学校向けWebフィルタリングサービス「i-FILTER@Cloud GIGAスクール版」を利用している児童生徒。まずは市原市から提供を始め、学校の学習用端末に加えて家庭の私用端末にも対策を広げることで、子供たちを取り巻くインターネット利用環境全体を支える狙いだ。

学校向けWebフィルタリングサービス「i-FILTER@Cloud GIGAスクール版」

背景には、家庭で使う私用端末をめぐる課題がある。教育現場や教育委員会からは、不適切なサイトへのアクセスや長時間利用を不安視する声が寄せられているという。また、デジタルアーツが教員・保護者向けに実施している情報リテラシー講演でも、「家庭での利用状況を把握しづらい」「私用端末でのトラブル対応に悩んでいる」といった声が多く、家庭の端末でインターネットトラブルが起きている実態がうかがえるとしている。

i-フィルター 10 小中学生版は、従来の「i-フィルター 10」をベースに、小中学生の私用端末での利用に特化したサービス。小学生・中学生それぞれの年齢に応じたフィルタリング設定をあらかじめ適用し、有害サイトや不適切な情報への接触リスクを軽減する。

このほか、スマートフォンの利用時間を管理する利用時間制限機能、迷惑電話によるトラブルを防ぐ迷惑電話対策機能、保護者が子供の居場所を確認できる位置情報確認機能を備える。

市原市は、GIGAスクール構想以前から一部の小学校で1人1台環境を試験的に導入するなど、ICT活用に取り組んできた自治体だ。デジタルアーツは同市との連携を通じて、学校と家庭双方の実態を踏まえながら、より実効性の高い安全対策の在り方を検討していくとしている。