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「AI特殊詐欺体験システム」を大阪電通大生が開発、りそな銀行で体験会を実施
2026年10月16日 08:00
学校法人大阪電気通信大学は、りそな銀行と共同で、学生が開発した「AI特殊詐欺体験システム」の体験会を2026年10月19日(月)にりそな銀行守口支店で開催すると発表した。
体験会では、AIを活用するシステムを使い、特殊詐欺の手口や被害を防ぐ方法を学ぶ機会を提供する。
今回の取り組みは、10月11日(日)から20日(火)まで実施される「全国地域安全運動」に合わせて実施するもの。大阪府治安対策課と守口警察署も参加し、大学、金融機関、警察・行政が連携して特殊詐欺の被害防止に向けた啓発活動を行う。当日は、システムを開発した学生が店頭で体験をサポートする予定だ。
体験できるのは、AIを活用して特殊詐欺の手口を疑似体験できる対話型システムである。警察官を装って金銭などをだまし取ろうとする「警察騙り詐欺」のほか、投資詐欺やロマンス詐欺などを題材としている。画面に表示される映像を見ながら会話することで、実際の詐欺に近い状況を体験し、不審な点に気付く力を養う。
また、昔ながらの黒電話を使った音声対話型システムも用意。参加者は電話を通じた会話を体験しながら、特殊詐欺の手口や被害を避けるための対応方法を学べる。
同システムの開発は、大阪電気通信大学と四條畷警察署の連携から始まった。同大学は2025年に四條畷警察署と「安心・安全なまちづくりに関する連携協定」を締結。AIなどのデジタル技術を活用し、地域の安全を守るためのシステム開発に学生が取り組んできた。
その一環として、2025年8月1日に施行された「大阪府安全なまちづくり条例」に対応し、振り込め詐欺防止を目的としたAIカメラをATMに設置。その後、テレビ電話を利用して警察官を装う詐欺が増加したことを受け、AIを活用した会話形式の特殊詐欺体験システムを開発した。
さらに学生たちは、投資詐欺やロマンス詐欺に対応したシステムのほか、子供の連れ去り対策に関するシステムへと開発の範囲を広げている。
学生が開発したシステムは、これまで商業施設や小学校などで実施された体験会でも活用されてきた。学生はシステムを開発するだけでなく、啓発活動にも参加。こうした活動がりそな銀行の目に留まり、特殊詐欺対策という共通の課題に取り組むため、今回の共同開催が決まった。
同大学は、今後もデジタル技術を活用した地域貢献活動と、社会の課題を解決する力を持った人材の育成を進める方針だ。なお、2028年4月に開設を予定している「情報デザイン専攻(仮称・設置構想中)」では、デジタル技術やデザインを使って社会の課題を解決する方法を実践的に学べる場を展開するという。
■実施概要
日程:2026年10月19日(月)
時間:9時~15時
会場:りそな銀行守口支店
住所:大阪府守口市京阪本通1-3-2
アクセス:OsakaMetro谷町線「太子橋今市駅」(1号出口前)
展示内容:AI映像対話型 特殊詐欺体験システム(警察騙り・投資詐欺・ロマンス詐欺など)、黒電話型 特殊詐欺音声対話体験システム
協力・参加機関:大阪府治安対策課、守口警察署















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