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保育園留学、親も「まちづくり」に参加 北海道・上士幌町の魅力や課題を発信

株式会社キッチハイクが、保育園留学の保護者向けプログラム「まちづくりフィールドワーク」を開始(出典:株式会社キッチハイク、以下同じく)

株式会社キッチハイクは、北海道河東郡上士幌町(かみしほろちょう)と連携し、保育園留学に参加する保護者を対象とした「まちづくりフィールドワーク」を開始する。全国83拠点で展開する保育園留学で、保護者向けの地域参加型プログラムを実施するのは初の試み。

保育園留学は、家族で地域に1〜2週間滞在し、子供が地域の保育園に通う取り組みである。これまで全国83園で約4,000家族が利用しており、滞在する保護者からは、地域の人や仕事により深く関わりたいという声が寄せられていたという。

まちづくりフィールドワークでは、子供が保育園に通う間、保護者が地域の仕事や産業、暮らしについて学ぶほか、地域のサービスや施策を実際に体験する。地域住民や自治体職員との対話を通して気付いた魅力や課題を記録し、最終的に提案として地域に届けるほか、SNSなどを通じた情報発信も行う。

主な活動内容は「知る」「体験する」「発信する」の3つ

上士幌町は、人口約4,600人に対して牛が約9倍いる酪農の町。畑作や林業などの産業が根付く一方、デジタルを活用した住民サービスや教育支援など、ICTを取り入れたまちづくりを進めている。今回のフィールドワークでは、上士幌町の「スマートタウン推進」と「かみしほろルーラルOS」をテーマに、参加者が町の施策を暮らしの中で体験する。

「生活者としての視点」で上士幌町の施策を体験(画像は、上士幌町認定こども園の園庭)

参加者は、スマートタウン構想についてのレクチャーを受け、滞在中に上士幌町の施策を体験。日々の気付きを日報として記録し、最後に町への報告や提言を行う。対象は、都市地域などに居住し、保育園留学の1週間または2週間プランに参加する世帯。活動費として、1世帯につき平日1日1万円、最大10万円が支給される。

活動内容に応じて、1世帯につき最大10万円の活動費を支給

キッチハイクは、上士幌町での取り組みをモデルケースとして、今後は全国の自治体への展開を目指す。子育て世帯が地域を訪れるだけでなく、一定期間暮らしながら地域の施策に関わることで、地域の課題発見や継続的な関係人口の創出につなげる考えだ。

■「まちづくりフィールドワーク」概要
<対象者>
・三大都市圏(東京近隣、大阪近隣、愛知近隣)をはじめとする都市地域などに居住する人
・保育園留学の1週間プランまたは2週間プランに参加する人

<主な活動内容>
・スマートタウン構想に関するレクチャーへの参加(1時間)
・上士幌町の施策や取り組みの体験
・日々の気付きの記録(日報)
・最終報告、提言
・保育園留学のレビューやSNSへの投稿

<活動期間>
保育園留学の滞在期間中

<活動費>
1世帯につき1日1万円、最大10万円
※対象日は滞在中の平日のみ(祝日を除く)