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デジタル・シティズンシップ教材「DQ World」、鹿児島県肝付町の導入インタビューを公開

鹿児島県肝付町で「DQ World」を活用する様子

デジタル・シティズンシップのオンライン教材「DQ World」を提供する株式会社サイバーフェリックスは、鹿児島県肝付町教育委員会の導入インタビューを公開した。教育委員会としてのマネジメントのポイントや、中学1・2年生の道徳の授業におけるDQ Worldの活用事例を紹介している。

DQ Worldは、デジタル・シティズンシップを扱うオンライン教材。ストーリー性のあるゲームを楽しみながら、デジタル社会を生きるために必要なスキルや知識を身につけることができる。学習を修了すると、スコアに基づく2種類のレポート(学校用・個人用)が発行される。また、学校向けに提供する「DQスクールパッケージ」には、授業で利用できる指導書やワークブックが含まれている。

デジタル・シティズンシップを扱うオンライン教材「DQ World」

鹿児島県肝付町教育委員会では、経済産業省の「令和3年度補正 学びと社会の連携促進事業費補助金」(EdTech導入補助金2022)の支援を受け、DQ Worldの実証導入。2023年度より正規導入し、2024年度の継続を決定した。小学4年生から中学3年生の児童生徒を対象に活用している。

同町教育委員会教育総務課 教育指導係 岩﨑喜好氏は、同教材について「一言で表すなら『万能アイテム』」とコメントしており、「児童生徒に必要な学習項目に全部対応しており、また、学習のハードルが低い切り口になっていますので、簡単に学習が進められる情報モラル教育の優良なツールと感じています」と高く評価している。

今回公開したインタビューでは、DQ Worldの導入経緯を始め、授業や学校の個別学習で活用する様子を紹介。その例として、中学1・2年生の道徳や、中学3年生の学級活動で行った取り組みについて語っている。また、教育委員会によるマネジメントの工夫として、DQ Worldを学校に展開する際に大切にした点や、PTAを中心とした保護者への働きかけについても紹介している。

株式会社サイバーフェリックスは、デジタル・シティズンシップ教育に力を入れていく学校や自治体のサポートに向けて、DQ Worldを1年間無償で利用できる2024年度DQ実証実験プログラムを実施。現在、申し込みを受け付けている。