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小学生774人が海洋体験、「うみのこ教室」が首都圏3自治体10校に拡大

アクトインディ株式会社が、同社が企画・開発を進める海洋学習プロジェクト「うみのこ教室」の実施地域を拡大(出典:アクトインディ株式会社、以下同じく)

アクトインディ株式会社は、東京都目黒区・練馬区と神奈川県川崎市の児童を対象に実施した、海の安全教室やマリンアクティビティに関する活動実績を発表した。

アクトインディは、一般社団法人次世代価値コンソーシアムが主催する公立小学校向け海洋学習プロジェクト「うみのこ教室」を2022年から企画・開発している。自然体験合宿の中で海に入る機会を設け、学校と連携して児童に海洋学習や体験の場を提供する取り組みである。

2026年度の海体験は、6月16日から9月15日まで実施した。東京都目黒区と練馬区に加え、新たに神奈川県川崎市が参加し、対象は3自治体の小学校10校、児童774名となっている。実施場所は興津海水浴場(千葉県勝浦市)と原岡海岸(千葉県南房総市)で、海の安全教室のほか、シーカヤックとSUP(スタンドアップパドルボード)を体験するプログラムを行った。

9月15日には、川崎市の小学校として初めて川崎市立西御幸小学校が参加。小学5年生49人が原岡海岸を訪れ、海の安全教室でライフジャケットの役割や正しい着用方法、海辺で安全に過ごすための知識を学んだ。その後、シーカヤックとSUPに取り組んでいる。

参加した児童の約3割は、海に入ることが初めてだった。海に不安を感じていた児童も、実際に水に入り、仲間と一緒に活動する中で海での体験を楽しんだという。川崎市立西御幸小学校 教諭の小城氏は、実際に海に入る経験が児童にとって貴重な機会になったとし、「学校だけでは実施が難しい自然体験でも、専門の事業者による支援があったことで安心して実施できた」とコメントしている。

参加者からは、「海が好きになったので、また海に行きたい」という声が聞かれた
「実際に海に入る経験が児童にとって貴重な機会になった」と語る川崎市立西御幸小学校 教諭の小城氏

うみのこ教室は、子供と海との接点が減っていることを背景に、行政や教育機関と連携しながら海洋学習と体験の機会をつくることを目的としている。海での活動には安全管理や運営上の課題もあるため、プロジェクト側が実施を支援し、学校教育の中で海洋学習や体験を選びやすくすることを目指す。

2026年度のプロジェクトは、2026年5月から2027年1月ごろまでを予定し、55校・約4,200人の参加を想定している。海に入る体験以外にも、大房岬自然公園での海洋学習フォトテーリング、千葉県内の漁港で行う漁港の仕事体験、プランクトンの採集と顕微鏡による観察などを用意した。

海洋学習フォトテーリング
漁港のお仕事体験プログラム
プランクトンの採集・観察

同プロジェクトの企画・推進はアクトインディ、主管は次世代価値コンソーシアムが担っており、公益財団法人日本財団の助成事業として実施している。