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男子小学生の4人に1人、スマホのフィルタリングを「わからない・知らない」

コロコロコミック研究所が男子小学生のスマートフォン利用実態を調査(出典:株式会社小学館、以下同じく)

株式会社小学館は、同社が運営する「コロコロコミック研究所」において、男子小学生を対象としたスマートフォン・キッズケータイの利用実態に関する調査結果を2026年10月7日に発表した。

同調査は、2026年7月15日から8月12日まで、『コロコロコミック』の読者またはその家族を対象に実施したもので、819人の回答を集計している。

自分用のスマートフォンまたはキッズケータイを持つ271人に、「フィルタリング」の設定状況を聞いたところ、「設定されている」と回答した割合は48.0%だった。一方、「設定されているかどうかわからない」が18.5%、「フィルタリングを知らなかった」が7.7%となり、合計26.2%が設定状況や仕組みの存在を把握していなかった。

スマートフォン・キッズケータイを持つ子供の26.2%が、フィルタリングを「設定されているかわからない」「存在自体知らなかった」と回答

家庭での利用ルールについては、端末を持つ271人のうち57.6%が「ルールがある」と回答。「ルールはないけど、自分で気をつけている」は13.7%だった。

57.6%が家庭のスマホルールが「ある」と回答

ルールがあると回答した156人に、具体的な内容を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「1日に使ってよい時間が決まっている」の74.4%だった。次いで「課金はしない」が62.8%、「アプリをダウンロードするときは保護者に相談する」が51.3%となっている。

家庭内ルールの上位は、「1日に使ってよい時間が決まっている」「課金はしない」「アプリをダウンロードするときは保護者に相談する」

端末の所有状況に関しては、819人のうち「スマートフォンのみ」が19.3%、「キッズケータイのみ」が11.6%、「両方持っている」が2.2%で、合計33.1%が自分用の端末を所有。「どちらも持っていない」は66.9%だった。

自分用のスマートフォン・キッズケータイを持つ子は33.1%

「端末を持っていない」と回答した548人のうち、71.9%は自分用のスマートフォンやキッズケータイを「持ってみたい」と回答している。

自分用のスマートフォン・キッズケータイを「持ってみたい」と答えた児童は71.9%

スマートフォンを持つ176人に、普段どのような目的で利用しているかを複数回答で聞いたところ、「調べものや勉強に使う」が80.7%で最多となった。以下、「おうちの人と連絡する」が74.4%、「ゲームをする」が61.4%と続いた。

なお、「スマートフォン・キッズケータイを持ってよかったことは?」(複数回答可)については、「おうちの人と連絡が取りやすくなった」(72.3%)が最も多い回答となっている。

スマートフォンを持つ児童の利用用途は、「調べものや勉強に使う」「おうちの人と連絡する」「ゲームをする」
スマートフォン・キッズケータイを持ってよかったことの最多は、「おうちの人と連絡が取りやすくなった」

よく利用するアプリやサイトでは、「YouTube」が47.2%で1位、「LINE」が29.0%で2位、「にゃんこ大戦争」が20.5%で3位となった。4位は「Roblox」の18.2%、5位は「ポケモンGO」の9.7%だった。

よく利用するアプリやサイトは、YouTubeが1位

スマートフォンやキッズケータイの利用に伴う困りごとについては、所有者271人の46.5%が「特にない」と回答した。一方、具体的な困りごととしては「つい使いすぎてしまう」が33.9%で最も多く、「勉強や睡眠に集中できなくなった」が10.7%、「おうちの人とケンカになることがある」が5.9%となった。

また、「知らない人からの連絡がこわかった」が5.5%、「友だちとのメッセージでトラブルになった」が2.2%となり、利用時間だけでなく、他者とのやりとりに関する問題も挙げられている。

スマートフォンやキッズケータイの利用に伴う困りごとについては、所有者271人の46.5%が「特にない」と回答

コロコロコミック研究所の所長を務める小林浩一氏は、今回の結果を受け、スマートフォンを単に使わせないのではなく、子供自身が安全に楽しく利用する力を身に付けることが重要だと指摘。調査が親子でスマートフォンとの付き合い方を考えるきっかけになることへの期待を示している。

【調査概要】
調査期間:2026年7月15日~8月12日
調査対象:『コロコロコミック』読者またはその家族
調査機関:自社調査
集計数:819
調査方法:Webアンケート