【連載】EducAItion Times
Claude・ChatGPTで使える、自分専用のNotionデータベースのつくり方
2026年10月13日 06:30
昨今、従来のキーワード検索だけでなく、AIを使って情報を調べる機会が増えています。AI検索が一般的になっていくなかで、ますます重要になるのが、自分自身の経験から得られる「一次情報」です。自分が何を感じ、どう考えたのか。そうした気づきを記録し、自分だけの情報として蓄積していくことが大切になります。
以前の記事「AIボイスレコーダー『Plaud Note』ではじめる、思考ログを資産に変える習慣」では、会話を録音して残す方法を紹介しました。今回は、読んだ本の感想をNotionにためておき、ChatGPTに聞けばいつでも取り出せる、いわば『自分専用の本棚』のようなデータベースをつくります。
完成するとこんなことができる
これが今回つくる蔵書データベースです。読んだ本のタイトルや著者に加えて、分類や自分の感想が一覧で整理されています。データベースができると、たとえば次のような使い方ができます。
• 「レイアウトについて書いてあった本は何だっけ?」とAIに聞いて、自分の感想ごと探し出す
• 考えたいテーマに関係する手持ちの本を、AIに選んでもらう
• 本を読みながら気づいたことを、スマホからすぐに書き足す
今回使うのは「Claude」と、メモやデータを整理できるサービス「Notion」です。本のリストは、読書管理サービス「ブクログ」から書き出したデータを例にしますが、Excelで作った一覧でも同じように進められます。
データベースと聞くと、専門的で難しいイメージを持つ方もいるかもしれませんが、ここで目指すのは、 身の回りの情報をNotionに集め、使いやすい形で保管すること 。整理の方法はClaudeと相談しながら決めていくので、難しく考える必要はありません。
ClaudeとNotionをつなぐ
まずは、ClaudeとNotionを連携します。Claudeには、ほかのサービスとつないで操作できる「コネクタ」という機能があり、これを使います。
①「Claude」にアクセスします。
②入力欄の左下にある「+」をクリックし、「コネクタ」から「コネクタを閲覧」をクリックします。
③コネクタの一覧が表示されたら、検索欄に「Notion」と入力します。検索結果に表示された「Notion」の「+」をクリックしてください。
④Notionの連携画面が表示されたら、接続するワークスペースを選択し、「Continue」をクリックします。Notionにログインしていない場合は、先にログインが必要です。Claudeの画面に戻り、コネクタに「Notion」と表示され、スイッチがオンになっていれば連携は完了です。
本のデータを渡して、AIと項目を決める
次は、本のデータをClaudeに渡し、どんな項目で整理するかを相談します。
※ここからの工程では、同じプロンプトを入力しても、AIの回答や処理結果が異なる場合があります。
本のリストを用意する
今回は、読書管理サービス「ブクログ」の本棚から書き出したCSVデータを使います。CSVとは、表の形をしたデータのことで、Excelでも作成・保存できます。ブクログは、読んだ本や読みたい本を登録し、評価や感想を記録できるサービスです。
目的を伝えてから相談する
CSVデータをClaudeに添付し、次のプロンプトを入力します。
必要なときに過去の感想を呼び出し、アイデアや学びを深めたり、手持ちの本を有効活用したりすることが目的です。
そのために必要な項目を相談して、決めていきます。
作業前に何をやるか説明して、許可を受けてから作業を実行すること。
ポイントは、 データを取り込む目的も一緒に伝えること です。目的を伝えることで、Claudeがデータの中身を確認し、どのような項目が必要かを提案しやすくなります。また、いきなり作業させるのではなく、作業内容の説明と確認を求めています。提案された内容を確認し、相談しながら調整してから作業を実行するのがおすすめです。
提案された項目を確認する
データが読み込まれると、Notionに反映する項目が提案されます。目的を伝えたことで、その目的に合わせた項目が提案されました。元のデータのまま残す項目のほか、まとめたり名前を変えたりする項目もあります。
分類を細かくしていく
提案された内容には「分類」の項目がなかったため、追加するように依頼します。何が必要かわからない場合は、そのままClaudeに質問すれば大丈夫です。
提案内容で十分?
タグやカテゴリーが必要だと思う。
変更案
カテゴリ(1冊に1つ)
大まかな棚分けに使う
例:薬学・医療/デザイン/AI・教育/ビジネス/お金・投資/写真/自己啓発/小説・エッセイ/その他
タグ(1冊に複数)
分野を横断するテーマで、アイデアをつなぐ用途
例:緩和ケア、在宅、ブランディング、レイアウト、親子AI、キャリア
既存データの「倉庫」「オーディブル」はタグにしない
保管場所・形態の項目に分けます
混ぜると絞り込みが崩れるためです
つまり、本棚の「どの段に置くか」を決めるカテゴリと、分野をまたいで本同士をつなぐタグの2つで整理する、という提案です。検索しやすくするため、カテゴリーをもう少し細かくするよう、こちらから提案します。
カテゴリーは、大、中、小が必要だと思う。
例えば、デザイン-グラフィックデザイン-レイアウト
以上のような分類で
Notionで実装
「大分類」「中分類」「小分類」の3つの選択肢項目を作る
理由:フィルターや並び替えが一番簡単です
リスク:Notionは階層の整合性をチェックしません(例:中分類を「写真」にしたまま、小分類に「レイアウト」を選べてしまう)
対策:初回の付与は私が統一ルールで行います。小分類の名前は重複させません
タグは別に残します。小分類は「1冊に1つの棚の位置」、タグは「分野をまたぐテーマ」という役割分担です
ここで、具体的な分類の分け方について提案を受けました。
つまり、分類を3段階に分けると、Notionで絞り込みや並び替えがしやすくなります。ただし組み合わせがちぐはぐになるおそれがあるため、最初の分類はClaudeがルールをそろえて付けてくれる、ということです。ここで、具体的な分類の分け方について提案を受けました。
小分類が大まかだったため、さらに細かく分類するよう指示します。
ここのカテゴリー分類は最初にきめたい。データの本の内容から考えうるカテゴリーをすべて提案して
最終的に、大分類12、中分類67、小分類182に分類することになりました(分類数は、登録する本の内容や量によって異なります)。このように、あらかじめ必要な項目を設けることで、情報を整理して保存できるほか、検索や絞り込みもしやすくなります。必要な項目は、そのデータを使って何をしたいかによって変わります。大まかでもよいので、まずは何をしたいのかをAIに伝え、相談しながら項目を決めていきましょう。
Notionに反映して確認する
項目が決まったら、データをNotionに反映します。「上記を基にデータベースに反映させて」と指示すると、ClaudeがNotionへの反映を始めます。
反映中は、ClaudeからNotionを操作するための許可を求められます。表示された作業内容を確認し、「拒否」「常に許可」「一度だけ許可」のいずれかを選択してください。
反映が終わったら、Notionを直接開くか、Claudeから提示されたURLにアクセスして内容を確認します。URLが提示されない場合は、「URLを教えて」と指示しましょう。事前に決めたとおり、分類も反映されています。各項目の幅や表示順を調整すれば、さらに見やすくなります。
応用編 スマホの音声入力で読書メモを追加する(ChatGPT)
ここまでの手順で、Claudeから使える蔵書データベースは完成です。ここからは応用編として、同じデータベースをChatGPTからも使えるようにし、読書中の気づきをスマホの音声入力で書き足す方法を紹介します。
ChatGPTとNotionの連携方法
① ChatGPTにアクセスし、左側のメニューから「プラグイン」をクリックします。
② 画面右上の検索欄に「Notion」と入力します。
③ 検索結果に表示された「Notion」をクリックします。
④ Notionの詳細画面で「プラグインをインストール」をクリックします。
⑤ 「ChatGPTで続行」をクリックします。
⑥ 接続するNotionのワークスペースを選択し、「Continue」をクリックします。
⑦ 画面の案内に従ってアクセスを許可すれば、連携は完了です。
※画面の表示や利用できる機能は、契約プランやアカウント、ワークスペースの設定によって異なる場合があります。
音声で読書メモを追加する
筆者が実際に行っている方法です。本を読みながら気になった点や考えたことをChatGPTの音声入力で話し、内容を整理したうえでNotionに反映します。
①ChatGPTの入力欄にあるマイクのアイコンをタップし、音声入力を開始します。
②本のタイトルやページ数とともに、気になった内容や自分の考えを話します。
③音声入力した内容をChatGPTに整理してもらい、意図した内容になっているか確認します。
④内容に問題がなければ、「それをNotionの該当する蔵書データベースに転記して」と指示します。
⑤Notionを開き、該当する本の「学び・アイデア」の項目に内容が反映されていることを確認します。
この方法を使うことで、読書中に得た気づきや学びを、その場ですぐにアウトプットし、Notionの蔵書データベースへ記録できます。文章としてまとめる作業を後回しにせず、その時感じたことを忘れないうちに残せます。
使う前に知っておきたいこと
AIとNotionを連携して使う前に、次の点を確認しておきましょう。
個人情報・機密情報を含むページがないか確認する
ClaudeやChatGPTとNotionを連携すると、接続したアカウントがアクセスできる範囲で、Notionの情報を読み取ったり、作成・更新したりできるようになります。Notionから取得した情報が、接続先のAIサービスなどNotion外のシステムへ送信される場合があるため、連携前に確認してください。
作業内容を確認してから許可する
Notionのページや外部から取り込んだ文章に不正な指示が含まれていると、意図しない情報の取得や変更につながる可能性があります。表示された作業内容を確認したうえで操作を許可しましょう。利用しなくなった場合は、プラグインの削除だけでなく、Notionとの接続も解除します。
データ量が多いときは直接インポートも検討する
データ量が多い場合は、反映に時間がかかり、Claudeの利用量も増える可能性があります。CSVデータをNotionへ直接インポートし、あとからClaudeで調整する方が早いこともあります。契約しているプランや作業時間を考慮して選んでください。
外部サービスの情報を取り込むときは利用規約を確認する
外部サービスの情報を自動で取得する前に、そのサービスの利用規約を確認する必要があります。AIに「規約に違反しないように」と指示するだけでは十分ではありません。
さいごに
今回は、「ブクログ」の蔵書データを例に、Notionに自分専用のデータベースを作成し、ClaudeやChatGPTから活用する方法を紹介しました。
データベースは、一度作って終わりではありません。情報を追加し、分類や項目を見直しながら更新することで、自分にとってより使いやすいものへと育っていきます。読書メモのように、その時感じたことや得た気づきをすぐに記録すれば、自分自身の一次情報が少しずつ蓄積されます。蓄積した情報は、AIに検索や提案を依頼することで、振り返りや新たなアイデアに活用できます。
まずは身近な情報から登録し、実際に使いながら、自分だけのデータベースを育ててみてください。
教育や育児に役立つ生成AIの情報や活用方法をお届けするお勧め連載!過去の好評記事もあわせてチェックしてみてください。
▶ バックナンバーはこちらから




























![[Evospace] 双眼鏡【IFデザイン賞受賞】双眼鏡 ライブ用 20倍 望遠鏡 防振 オペラグラス 天空席 ディテールを明瞭に捉えます【SPIE光学技術 + 物理技術防振】広角視野 人間工学に基づく設計&アイカップ クリアで安定した視覚体験 超軽量 コンパクト 手の平サイズ 近視対応 日本語取扱説明書 バードウォッチング/スポーツ観戦用/コンサート用/野鳥観察/卒業コンサート 製品画像:2位](https://m.media-amazon.com/images/I/41AX2K2BMdL._SL160_.jpg)









![タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000 英語つき ([バラエティ]) 製品画像:2位](https://m.media-amazon.com/images/I/611xdkoqG7L._SL160_.jpg)

















