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レノボと大阪教育大学、包括連携協定を締結

Society5.0に対応した教育現場の実現を目指す

レノボ・ジャパン合同会社(以下、レノボ)と国立大学法人大阪教育大学は、先端技術を活用しSociety5.0に対応した教育現場の実現を目指す包括連携協定を締結したことを発表した。本協定は、大阪教育大学天王寺キャンパスに新設予定の「みらい教育共創館」のオープンラボを中心に展開される。

大阪教育大学は、今年で創基150年を迎える日本有数の教員養成系大学であり、教員就職者数で全国トップレベルの実績を持つ。レノボは教育分野における長年の経験とノウハウを持ち、GIGAスクール構想においても教育情報企業としてトップシェアを誇る。今回の協力により、メタバースを活用したインクルーシブな学習支援「レノボ・メタバース・スクール(LMS)」やデジタル人材育成に向けた取り組みが進められる予定である。

本協定には以下の内容が含まれる。
・研究プロジェクトの共同推進
・先端技術を活用した教育環境の整備
・地域活性化への貢献
・そのほか、両者が必要と認める事項

今年度においては「レノボ・メタバース・スクール(LMS)」の提供を開始し、不登校児童や外国語を母国語とする子供たちに対して、それぞれのペースに合わせた個別最適な学びをサポートする。

「みらい教育共創館」のオープンラボでは、教員不足を補うための遠隔支援システムや高性能ワークステーション、3Dプリンターなどのデジタル機器を学校関係者に提供。さらにインテル株式会社と共同で教育委員会と教職員向けのSTEAM研修を展開し、STEAM教育や探究学習を進める学校を支援するとしている。